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山の日レポート

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通信員レポート

東京を歩いて一周してみる!④

2024.06.16

山の日通信員
山の日応援団
國本 朋子

都県境の遊歩道など

 東京一周を歩いていく中で、登山道以外にも「公園」「緑道」「遊歩道」「河川敷」といった、安全に楽しく歩ける道が多いことに気が付きました。
今回はそれらの道を紹介していきたいと思います。

緑道・遊歩道など(緑色の線)

①阿須丘陵七国コース
  飯能市と青梅市をまたがる丘陵で、ハイキングと散歩の中間くらいの雰囲気を楽しめます。
  阿須丘陵七国コース(飯能市)
②六道山公園
  都立公園では最大の面積で、都県境の緑道をはじめアスレチックや里山見学など家族で一日楽しめる公園です。
  阿須丘陵七国コース狭山丘陵の都立公園 野山北・六道山公園(狭山丘陵パートナーズ)
③八国山緑地
  上野、下野、常陸、安房、相模、駿河、信濃、甲斐の八カ国の山々を見れたことからこの名前が付いたそうです。
  都県境には緑道が整備されています。
  狭山丘陵の都立公園 八国山緑地(狭山丘陵パートナーズ)
④大井ふ頭中央海浜公園
  海が近い公園なので、山とは種類の違う野鳥を観察できます。
  大井ふ頭中央海浜公園 スポーツの森&なぎさの森(東京都公園協会)
⑤寺家ふるさと村&三輪の森
  横浜市と町田市にまたがる緑地で、それぞれ案内所(ビジターセンター)があります。
  ちょっとなつかしい風景を見ることができます。
  寺家ふるさと村(横浜市)
  三輪の森ビジターセンター(町田市)
⑥成瀬尾根
  地元の方が大切にしている自然と緑道です。遠くの山々が一望できる緑地広場があります。
  成瀬尾根緑道(横浜市)

寺家ふるさと村

成瀬尾根の展望緑地広場より(この日は残念)

河川敷・遊歩道など(青色の線)

①柳瀬川
  上流は住宅街を流れる小さな川ですが、やがて大きな川となって河川敷は公園などになっていきます。
②荒川
  荒川の土手沿いに公園・グラウンド・ゴルフ場などが並び、所々にトイレもあります。
③毛長川
  住宅地のすぐ横に遊歩道が整備されています。周辺には地域の方が手入れしている花壇もあります。
④綾瀬川・垳川(がけがわ)
  こちらも住宅地を流れる川にそって歩道が整備されています。この地域では川や水路を多く見られます。
⑤水元公園・江戸川
  江戸川には江戸時代から続く有名な「矢切の渡し」があります。今でも実際に乗船することができるようです。
⑥多摩川
  遠く秩父・奥多摩から始まる多摩川の下流域。
  散歩・ウォーキング・ランニング・サイクリングといつも様々な方が運動を楽しんでいます。
⑦境川
  相模国と武蔵国の境であったことから境川といわれます。歩いている時にはサギを良く見かけました。

柳瀬川

水元公園の花しょうぶ

境川

意外とお店が無い!

これらのコースに共通するのは、意外とお店や自動販売機が無い!ということ。
街中だからと油断して準備不足で向かうと辛い思いをしてしまうことになります。
もしも歩かれる際は、飲み物・食べ物の用意はもちろん、トイレの場所なども調べてから向かってくださいね。

多摩川の下流付近を友人と

県境は尾根と川が多い?

振り返ってみると県境というのは、山間部では尾根道、平野部では丘陵地帯や川沿いに多いことがわかりました。
現在の行政の区割りも、様々な歴史の中で成り立ってきたのですね。

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