山の日レポート
自然がライフワーク
スマホ昆虫採集#28『昆虫の綺麗な目に魅せられて』いかり肩のカメムシ
2024.10.03
文・写真提供:東京都 太田長樹さん
今回もまたまた前回・前々回と同じカメムシの話です。
「カメムシ」は嫌われ者の昆虫の代表選手です。カメムシは自分の身を守るために臭い匂いを振り撒きます。そのために嫌われ者になってしまいました。今回は名前にツノとかトゲが入っているカメムシを紹介したいと思います。
日本国内のカメムシの種類は沢山あります。キンカメムシ科・クヌギカメムシ科・カメムシ科・ツノカメムシ科・ヘリカメムシ科・サシガメ科…他15種類の以上のカメムシが存在します。
科の種類の中にまた沢山の種類があって固有の名前のカメムシの数は何種類になるのだろうか。またカメムシは面白い特徴があります。孵化してから成虫になるまで幼虫は4~5回脱皮します。1齢幼虫~5齢幼虫は脱皮毎に容姿が変化します。幼虫をみて成虫の名前が判る人はなかなかいません。ほんとに昆虫の世界は不思議だらけです。
2019/6/8
妙高高原田切 妙高市 新潟県
雨の中、葉の裏側で雨宿りしているかと思いきや雨に打たれてじっとしているカメムシ君です。私はと言えば見つけたのはいいけど、傘もささずにスマホ昆虫採集したため濡ネズミになってしまいました。
2018/8/15
妙高高原田切 妙高市 新潟県
当初セグロベニモンツノカメムシだと思った。綺麗なカメムシには変わりない。背中が黒くないので調べ直した。エゾツノカメムシかもしれない。容姿は似てるけど全体的に茶色が多く緑色の模様が違ってる。ネットの画像を何枚も何十枚もスライドさせて同じ容姿のカメムシを見つけた。ツノアカツノカメムシ(角赤角亀虫)でした。背黒・背赤・紅紋・紋黄・鋏・等色々な角亀虫がいます。
2023/9/2
妙高高原池の平 妙高市 新潟県
いもり池遊歩道で見つけました。名前がわからないです。家に戻り図鑑を見てツノカメムシで探したけど見当たりません。探していてウシカメムシに辿り着いたけど、少し容姿が違うようだ。ネットで検索したらトゲカメムシが出てきた。どこがトゲなんだろう。トゲではなくツノにしか見えないのだけど。
いもり池遊歩道、この遊歩道歩いてると色々な昆虫に出逢うことができます。
2022/1/18
昭和記念公園 立川市 東京都
漢字で書くと「江崎紋黄角亀虫」。江崎さんが見つけた黄色い紋があるツノカメムシ。背中のハート形の黄色いマーク。どうしてハート形のマークなんだろう。何で黄色なんだろう。それに角も生えてる。見ているだけで楽しくなるカメムシです。
「幸運を呼ぶカメムシ」と言われてます。皆さんも探してみてください。
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