山の日レポート
自然がライフワーク
スマホ昆虫採集#24 『昆虫の綺麗な目に魅せられて』
2024.06.01
今回は「歩く宝石」と言われている【アカスジキンカメムシ】の話です。
カメムシ、嫌われ者の代表選手みたいなカメムシ。全部の種類が臭いわけではありません。何種類かのカメムシが自分の身を守るために臭い匂いを振り撒くのです。その何種類かのカメムシのために全部のカメムシが嫌われ者になっているのです。嫌われ者の臭いカメムシ、臭くない無臭のカメムシ、良い匂い(青りんごの匂い)のカメムシ、身体の配色が綺麗なカメムシ、害虫のカメムシ、益虫のカメムシもいます。またカメムシは面白い特徴があります。孵化してから成虫になるまで幼虫は4~5回脱皮します。1齢幼虫~5齢幼虫は脱皮毎に容姿が変化します。幼虫をみて成虫の名前が判る人はなかなかいません。昆虫の世界は不思議だらけです。
2019/6/9
妙高高原 赤倉 新潟県
図鑑とネットでしか見たことがないカメムシでした。まさか生きている成虫に会えるとは思っていませんでした。とても綺麗なカメムシです。「歩く宝石」と言われています。光沢のある緑色の体です。そして赤い筋線が入っていまいす。本当に宝石のようです。嫌われ者の臭いカメムシと違ってこのカメムシは臭くないです。
2019/6/9
妙高高原 赤倉 新潟県
アカスジキンカメムシの5齢幼虫です。なんと成虫の近くの椿の葉の上に居ました。ちょん髷を結ったお相撲さんの笑っている顔みたいな形の幼虫です。可笑しな柄模様で「歩く宝石」とは程遠い容姿です。でも5齢幼虫が脱皮をすると「歩く宝石」と言われる綺麗な成虫になります。カメムシは脱皮するごとに(不思議でしかたないのですが)容姿がかわります。他の種類のカメムシも同じで幼虫を見て成虫の姿が想像できません。
2017/10/8
妙高高原 赤倉 新潟県
カメムシの幼虫だとわかったけれど、カメムシの種類・名前までは分からなかった。ネットで調べるとアカスジキンカメムシの3齢幼虫だとわかった。この庭にはアカスジキンカメムシが生息していることが分かった。観察を続ければいつか巡り会えると思った。とても綺麗なカメムシです。成虫は図鑑とネットでしか見たことがないです。
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