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山の日レポート

山の日レポート

自然がライフワーク

スマホ昆虫採集#42 『昆虫の綺麗な目に魅せられて』「天道虫」「亀虫」「葉虫」「蜻蛉」昆虫の漢字の名前表記です。

2025.12.01

全国山の日協議会

漢字表記も由来を調べると昆虫採集とは違う昆虫の楽しみ方ができます。

文・写真提供:東京都 太田長樹さん

「天道虫」という名前は、植物のてっぺんまで登り太陽に向かって飛び立つ姿から名付けられました。
「亀虫」という名前は、その体の形が「亀の甲羅」に似ていることに由来します。 平たく五角形に近い体型を持ち、背中の模様が甲羅のように見えるため「亀虫」と呼ばれるようになりました。
「葉虫」」という名前は、葉を食べる習性を持つため農作物に被害を与える害虫として「葉虫」と呼ばれるようになりました。
「蜻蛉」という名前は、中国語でトンボを指す漢字です。日本語でも蜻蛉(トンボ)で伝わりました。
また「蜻蛉」「飛ぶ羽」、「飛ぶ」と「羽」の説があります。「トン」は「飛ぶ」を意味します。「ボ」は「ハ(羽)」が変化したものとされています。
漢字表記も由来を調べると昆虫採集とは違う昆虫の楽しみ方ができます。

178-01ナミテントウ

178【ナミテントウ】テントウムシ科テントウムシ亜科

2025/11/16
妙高高原田切 妙高市 新潟県
珍しいテントウムシがいると思ってスマホ昆虫採集しました。家に戻り調べるとナミテントウ•紅型(黄地黒斑紋)でした。珍しいテントウムシではありませんでした。綺麗なテントウムシでした。ナミテントウは一種のテントウムシです。 この一種の中に模様や色の変異(型・斑紋型)が非常に多いので「種類が多い」と言いたくなります。でも生物学的には「種類」ではなく「型」や「斑紋型」と呼ぶのが正しいです。

178-02ナミテントウ

179【ヨツモンカメムシ】クヌギカメムシ科クヌギカメムシ亜科

2025/11/16
妙高高原田切 妙高市 新潟県
珍しいカメムシ見つけました。初見参です。クサギカメムシかと思ったのですが胴長なので違いました。よく見ると4つの紋があります。赤褐色の体色です。背面に明瞭な4つの黒色斑紋があります。名前の由来になっています。
主にニレ科の樹木上で生活するため人目につきにくいです。
秋になると越冬場所を探すために地表に降りてくるのでこの時期に見つけることができます。見つける機会が限られるため、昆虫愛好家の間では「珍しいカメムシ」として知られています。

179-01ヨツモンカメムシ

179-02ヨツモンカメムシ

180【キトンボ】トンボ科アカトンボ亜科

2025/11/6
荒神谷遺跡の遊歩道 出雲市斐川町 島根県
千葉•東京•神奈川では絶滅種になっています。 図鑑でしか見たことがなかったキトンボ初めて見ました。寒さに強いトンボとのことです。アキアカネに混ざって沢山飛んでいました。胴体は淡いオレンジ色そして翅も薄いオレンジ色です。とても綺麗です。翅の大部分が橙黄色に染まる美しいアカネ属のトンボです。日本各地に分布していました。近年は生息地の減少により「珍しいトンボ」とされることが多いです。出会える場所が限られるため、昆虫愛好家の間では「幸運のトンボ」とも言われています。

180-01キトンボ

180-02キトンボ

181【カメムシ】カメムシ目カメムシ亜目

2025/11/4
出雲大社 参道の松並木 出雲市大社町 島根県
見た目キマダラカメムシのようだけど実際はわかりません。松ヤニで覆われている姿を見てそう思えたからです。べっ甲飴細工の様です。松ヤニは松の木が傷ついたときに分泌される樹脂です。防御機能の一つで病原菌や昆虫の侵入を防ぐ役割があります。粘着性が強いため、樹脂に触れた小昆虫は捕らえられて動けなくなることが多いです。そのまま覆われて乾燥して固まってしまいます。昆虫の死骸が「樹脂に封じ込められた状態」で残ります。これは琥珀の形成過程と同じ原理です。
ヤニサシガメと言うカメムシが居ます。体中がベタベタです。松ヤニと深い関係があります。「松ヤニがないと生きていけない」というとても不思議なカメムシなのです。

181-01カメムシ

181-02カメムシ

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