山の日レポート
通信員レポート
山と自然をテーマにした映画祭「山の恵みの映画たち」開催しました①
2024.11.27
気軽に映画に親しんでいただく新しい機会を設けたいと、映画好きな市民が主要メンバーとなる上映実行委員会と認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭が一緒になり、2014年から「山の恵みの映画たち」という上映会を開催してきました。今回で5回目となるこの「山の恵みの映画たち2024」、11月22日から24日の3日間山形市の映画館フォーラム山形で開催しました。
4年ぶりに開催したミニ映画祭の 様子を写真でお伝え致します。
11/22夜、第1作目となる「ある一生」を上映しました。夜にもかかわらず多くの方が足を運んでくださいました。関連企画となるロビーや隣のカフェSLOWJAMでの展示、土日の古本市にもお立ち寄りいただきました。
山の日の紹介もあり、3日を通してティッシュは大変人気でした。
11/23朝の回では「銀嶺の果て」を上映。山の恵みの映画たち2024上映実行委員代表の浦山よりご挨拶させていただきました。
午後からは「越後奥三面-山に生かされた日々(デジタルリマスター版)」の上映でした。以前「山の恵みの映画たち」でフィルム上映を行った際にも満席立ち見が出た作品でしたので、ある程度は混み合うことを予想していましたが、早い時間から待機列ができていて、もしや…今回も席が足りなくなるのか…と。
予想していた通り、開場時間になるとドッとお客様が来場され、フォーラム山形の一番大きいシアター(200席の会場)に慌ててパイプ椅子を用意して212名入場していただくという苦肉の策に。すごい熱気の中、ゲストトークに登場したのは、山形県小国町のマタギのご夫婦・蛯原一平さん紘子さん、そして宮崎からオンラインで参加の田口洋美さん。
会場には姫田忠義監督の御子息で民族文化映像研究所 理事の姫田蘭さんもご来場され、お話いただく一幕も。
11/23夜は「おばあちゃんの家」は夕方の上映ということもあり、少しゆったり観ていただける雰囲気に。最初に司会担当よりご挨拶と作品の紹介をしました。シアターから出てくる皆さんの目が赤くて、アンケートにいただいた感想もとてもほっこりするものばかりでした。
明けて11/24午前、「人生クライマー」の上映です。この作品は上映の1ヶ月前から問合せが事務局にも会場にもたくさん入っていたので、絶対に混み合いますよね!ということで万全の体制で用意しました。山形国際ドキュメンタリー映画祭の会場でたくさんのお客様の対応をしている上映実行委員は、大行列でも焦りません。サクサクと対応して、あっという間に219名のお客様をご案内。
こちらは(上の写真)、「今日初めて『人生クライマー』を観た人〜?」「はーい!」の場面です。
ゲストトークでは武石浩明監督と、山野井泰史さん、妙子さんのお話を。
ゲストトーク後は、近隣の船山書店さんご協力のもと、即席書籍販売&サイン会を開催!みなさんサインももらいながら口々に伝えたかった熱い思いを直接お話されてました。山野井泰史さんは「字が変になってきちゃった」と言いながらも大行列の皆さん全員にサイン対応してくださいました。
11/24午後からは「ミルクの中のイワナ」を上映。こちらの作品のお客様は老若男女。
坂本麻人監督のトークと、中盤では撮影監督の田中カメラマンからもお話いただきました。
山形県はもちろん、全国からたくさんの方にご参加いただき、大変盛り上がった「山の恵みの映画たち2024」でした。それぞれの作品上映の様子は、後日各作品の担当メンバーからご報告させていただきます。
いくつかの写真は山の恵みの映画たち公式フェイスブックにも掲載していますので、ぜひ御覧ください。
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