山の日レポート
自然がライフワーク
【連載】地域とコラボ!里山再生④松田直子さんと「林業女子会」
2024.10.23
9月7日に三重県名張市で開催された里山講演・報告会についてのシリーズ4回目。
今回は、株式会社Hibanaの代表取締役であり、「林業女子会@京都」の副代表も務めている松田直子さんの活動をご紹介します。
松田さんは京都を拠点に、剪定や建築で発生した行き場のない材木を流通させるほか、木質ペレットの普及にも取り組んでいます。
・愛媛県の田舎育ち、山や自然は好き、全国を転々とする。
・学生時代、「熱帯林きょうと」という団体で活動。アジア等の熱帯林訪問、COP3
なぜ海外の森は減っているのに、日本の森林は使われないのか?
・環境政策専攻、修士論文で木質バイオマスを地域で進めるための政策提案
「林業女子会」は2010年に京都で誕生し、その後、@静岡や@岐阜などが続々と設立され、現在では全国に26の支部があるそうです。
林業に興味がある女性にとっては、貴重な相互支援ネットワークといえるでしょう。
ひとことで言えば、「林業loveな女子のゆるやかなネットワーク」なのです♪(全国林業女子会ポータルサイトより)
松田さんは林業女子会@京都の副代表も務めていらっしゃいます。
@京都では、木工ワークショップや、林業好きが集うカフェイベントなどを開催しています。
株式会社 Hibana 代表取締役
愛媛県生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科修了。学生時代に熱帯林問題から、日本の森林に関心を持ち、環境・まちづくりの仕事を経て、NPO活動(薪く炭くKYOTO・しんくたんくきょうと)から、2006年に株式会社Hibanaを設立。2010年より京都市役所近く寺町二条下ルで「京都ペレット町家ヒノコ」を運営し(2022年9月まで)京都産の木質燃料「京都ペレット」の利用をはじめ、木や火を生活に取り入れる方法や楽しみ方を、京町家から提案。自宅のペレットストーブは18年目。子どもが産まれたのを機に、2016年より自然や森での体験を楽しもうと、林業女子会@京都に木育部や、身近な山を森さんぽする「森へのパスポート」を立ち上げる。森林・環境やバイオマスをテーマにしたエコツアーを不定期で実施、土の循環を学ぶ「落ち葉探偵」や、森での研修や自然体験を行う「リンカンガッコウ」などにも関わり、多彩な仲間との活動を始めている。
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