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山の日レポート

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自然がライフワーク

【連載】地域とコラボ!里山再生②「くまの木里山応援団」後編

2024.09.20

全国山の日協議会

ゴルフ場「ロペ倶楽部」の里山保全・再生活動スタート

ロペ倶楽部・・・
1987年9月に9ホールのコース拡張申請を提出するも受理されなかったことから、里山林を放置してきた(森林経営計画にほとんど入っていなかった)
里山林では不法投棄や山火事の危険性、周辺住宅地への鳥獣被害の拡大・樹木侵入などが起きていた

そこで
「くまの木里山応援団」は里山保全・再生活動を任意でスタートさせる
主にしのだけや雑草・枯損木などを除去
2019年から森林・山村多面的機能発揮対策により9.7haを整備
2022年度から17.8haを整備

包括連携協定の締結に至る背景

■くまの木里山応援団・・・
活動に必要な道具も買えない状況
森林・山村多面的機能発揮対策交付金に取組みたかったが、熊ノ木地区とその周辺ではたかはら森林組合の森林経営計画に大部分が入っているため取組めなかった

■ロペ倶楽部・・・
1987年9月に9ホールのコース拡張申請を提出するも受理されなかったことから、里山林を放置してきた(森林経営計画にほとんど入っていなかった)
里山林では不法投棄や山火事の危険性、周辺住宅地への鳥獣被害の拡大・樹木侵入などが起きていた

■塩谷町
見形和久町長はたかはら森林組合の理事でコース拡張申請の当時担当であったことから、くまの木里山応援団とロペ倶楽部の打合せの場を設定し、両者を結び付けた

包括連携協定の締結

2021.4.17 包括連携協定締結
塩谷町・ロペ倶楽部・くまの木里山応援団の取組を公に示していく
※たかはら里山の集い

2023.11.18 矢板市を追加して包括連携協定を締結
→観光連携を追加
※高原山開きをはじめ、他連携も視野

【包括連携協定の目的】
第2条 共働事業の内容は、次の各号に掲げるものとする。なお、当該各号の詳細、具体的な事項等については、甲及び乙、丙、丁が協議の上、決定するものとする。
(1)災害時や地域の安全・安心の確保に関すること
(2)地域づくり、観光連携に関すること
(3)地域資源の保全と利活用に関すること
(4)不法投棄の防止、景観美化、獣害被害の軽減に関すること
(5)その他に関すること
2 甲及び乙、丙、丁は、前項各号に掲げる事項を効果的に実施するた
め、定期的に協議を行うものとする。

■たかはら里山の集いを開催
ロペ倶楽部の里山において、里山関連のホットな話題を発信していく「たかはら里山の集い」を
2021年から毎年11月第3日曜日に主催
行政、民間、関係人口との共創に取り組みつつ、里山という地域資源の再生活動を公開している

■包括連携協定の取組
2022.9 有刺鉄線の除去
周囲を有志鉄線で囲まれた山林があり、作業に危険なので団員にて除去作業
2023.9 丸太の除去作業
住宅地に隣接する山林のクレーム処理のため、団員および室井隊員にて丸太・枝の搬出、窪地への移動作業

今後の取組について(想定)

#栃木県塩谷町
#ロペ倶楽部
#里山再生

2023.11.18 矢板市を追加して包括連携協定を締結

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