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山の日レポート

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通信員レポート

前穂高岳で味わう究極の眺望 ~天空への階段!~

2023.06.28

山の日通信員
一般財団法人自然公園財団上高地支部
加藤 銀次郎

上高地在住のSさんからのレポートです。
  ◇
重太郎新道の残雪がなくなったので、梅雨の晴れ間となった6月28日に前穂高岳にアタックしてきました。
岳沢小屋の方が前日に山頂標識のペンキを塗り直してくれたので、たくさん写真を撮ってきました!
奥穂上空にはいろいろな雲が現れて、雲の交差点のようになっていました。

新緑が美しい岳沢小屋周辺

明神岳、霞沢岳、乗鞍岳、焼岳と上高地

山頂到着 岳沢小屋のスタッフが前日にペンキを塗り直してくれた山頂標識の前で、槍ヶ岳をバックに。

奥穂高をバックに。

見下ろす涸沢の雪もだいぶ少なくなっています。

槍ヶ岳から北穂、奥穂、西穂方面の展望。 遠くに白馬岳も望む(最下段)

上高地から前穂高岳までの往復コースタイムは10.3時間です。重太郎新道は急な岩稜やハシゴの登りが延々と続く厳しい登山道で、長野県が設定する山のグレーディングで難易度D(A~Eの5段階で難易度の高いほうから2番目)、体力度4 [1泊以上が適当]に設定されています。
特に疲れた下山での事故が多発している場所でもあります。前日に岳沢小屋に泊まり、余裕のある登山計画で登ることをオススメします。

天空の階段を演出してくれた皆さん (上右)クロユリ (上左)ツガザクラ (下右)キアゲハ (下中)ハクサンイチゲ (下左)イワヒバリ

奥穂上空には様々な雲が…

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