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山の日レポート

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通信員レポート

牧野富太郎と深山霧島

2023.05.25

全国山の日協議会

文・写真提供:新原 幸雄さん

九州の人にとっては大変親しみが有る「深山霧島」の話です。
牧野富太郎が命名した植物は日本の固有種の約半数にあたる2500種以上と言われています。(牧野富太郎 花と恋して九十年 上山明博著 青土社刊より)
私見ですが、もし牧野富太郎が最初にくじゅう連山に足跡を残し深山霧島を発見していたら「深山久住」とか「深山九重」と命名したかも知れませんね。
牧野富太郎は明治42年に新婚旅行先の霧島温泉で美しいツツジを見て深山霧島と命名しました。
明治42年は鹿児島本線が開業した年でそのタイミングでの新婚旅行だったと思います。
久大線や豊肥線は大正時代になって開業をしています。
くじゅう連山は深山霧島の最大の群生地ですからちょっぴり残念な気もします。

※2021年の山の日に、第5回「山の日」記念全国大会が大分県で開催されました。

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