閉じる

ホーム

  •   
  •   

閉じる

山の日レポート

山の日レポート

通信員レポート

木曽駒ヶ岳   ~草紅葉の千畳敷カールと眺望抜群の稜線歩き~

2022.09.17

山の日通信員
一般財団法人自然公園財団上高地支部
加藤 銀次郎

松本市在住のMさんから、登山レポートが届きましたので紹介します。
  ◇
見事な快晴に恵まれた9月の半ば、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイに乗って、千畳敷カールから木曽駒ヶ岳へ登ってきました。

草紅葉のほのかな色づきが目を引く千畳敷カール

ロープウェイを利用すると、しらび平駅からわずか7分半で2,611.5mの千畳敷カールまであがることができます。ロープウェイの高低差950mは日本一を誇るそうです。

千畳敷カールでは草紅葉がほんのり始まっていました。
ナナカマドの実は赤く色づき、足元の高山植物の葉が黄色に変わっていました。

千畳敷カールから乗越浄土へとりかかる

千畳敷カールから乗越浄土まで登ると、中岳を経て木曽駒ヶ岳(2,956m)はすぐそこ

前方に木曽駒ヶ岳の雄姿

駒ヶ岳から伸びる尾根上の、気持ちのよい稜線歩きはとてもおすすめのコースです。
一段高くなった秋空の下、近くには御岳、遠くには北アルプス、南アルプス、富士山などが一望できます。

木曽駒ヶ岳から馬の背へ

馬の背から将棊頭山へ向かう

下っている途中に、ホシガラスが熱心にハイマツの実を運んでいました。岩の上部が平になっているところにハイマツの実を運んでいましたが、どこに置いたか、ちゃんと覚えていることができるのでしょうか?

ホシガラスとハイマツの実

RELATED

関連記事など