山の日レポート
通信員レポート
美しい自然を未来の子どもたちへつないでいきたい!「美ロード348プロジェクト」
2024.05.30
美しい山形・最上川フォーラム 安部明子さまよりレポートいただきました。
ご存じのように5月30日はごみゼロの日です。
私にとっては毎日がごみゼロの日です(笑)
美しい自然を未来の子どもたちへつないでいきたい!
そんな思いで令和5年度から活動を行っている「美ロード348プロジェクト」。
地域で熱心に活動をされている団体の方々の今年度第1回目となるクリーンアップ活動に参加しましたのでレポートをお送りします。
「町道菖蒲萩野線(大平山ロード)」を中心に2か所に分かれてゴミ拾いを行いました。
活動地域は、町と町の間にある、河川に沿った道路で、通勤に使う方が多くいます。
また、山近くには温泉等もあり、ドライブでも通る方が多い場所です。
不法投棄、ポイ捨てが非常に多く、「拾う」活動が目に触れることで、捨てにくい環境が作れると思っています。
レジ袋や、無料の透明なビニール袋に飲食した物を入れた「まとめゴミ」も捨てられていますが、野生の動物の誤食、劣化し微細化したプラスチックを小さな生き物が体内に取り込んでしまうリスクにもさらされています。
①町道菖蒲萩野線 ※斜面での活動となるため一般の方以外で回収
15キログラム 45ℓ袋5袋分
回収種類 19種類で200個 1位空き缶36個 2位レジ袋27個 3位缶詰缶20個
他 ポット3個、ガラス瓶12個、水筒1個
「全国水辺のごみ見っけ」調査項目では、ペットボトル11個、カップ型飲料1個、レジ袋27個
一度に捨てられたと思われる大量の空き缶や、家庭で捨てにくいゴミ等、だいぶ錆びて時間が経過した物も多く見つかりました。
➁パレス松風施設から丁字路十王側へ
10キログラム 45ℓ袋4袋分
回収種類 53種類で569個
1位たばこ吸い殻242個、2位食品の包装 袋64個、3位PB39個、4位空き缶36個
「全国水辺のごみ見っけ」調査項目では、ペットボトル39個、カップ型飲料13個、レジ袋9個
通勤等で通る方が、同じ内容のゴミを車から捨ててしまっていると推測されます。飲み物、タバコ、運転しながら、または駐車時にすぐ食べられる物のパッケージ…鳥や他の生き物たちもパッケージのプラスチックを取り込んでしまうことも考えられます。
転がる缶やペットボトル、消したと思ったタバコの火…事故や災害につながることもあります。
海から遠い場所でも、ゴミは一旦出たら海への旅の始まりです。
たった一つのゴミが、また他のゴミを生みます。
拾うことではなく、捨てないことで社会を変えていきませんか。
次回は6月2日の活動です。
どんなところにゴミが捨てられやすいのか、何故捨ててしまうのか一緒に考えてみませんか。
美ロード348プロジェクトではInstagramで活動スケジュールをアップしています。
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