山の日レポート
通信員レポート
春の山でお茶を一服
2023.03.30
春の訪れは気分もウキウキしてきます。とりわけ雪国に住んでいる人々にとっては大きな喜びですね。
そんなワクワク感とともに今回は満を持して高館山(274m・山形県鶴岡市・やまがた百名山・森林浴の森100選)へ。ここはたくさんの「スプリングエレガンス」が咲く山として知られる人気の山ですが、今日も様々な花々との出会いがあり大満足な一日でした。
今流行の対話型AIであるchatGPTに「スプリングエフェメラルを含めて春に咲く花のネーミングを考えて」と聞いたところズラッと10種類ほどの候補を提示してくれたのですが、中でも「スプリングエレガンス(spring elegance)」(春の華麗なるもの) が一番クールでしたので、私は勝手に春の花々を総称してスプリングエレガンスと呼ぶことにしました。(もし気に入ったらスプリングエレガンスどんどん使ってください^^;)
他にもカタクリ、イワウチワ、シュンラン、キクザキイチゲやアズマイチゲ、ショウジョウバカマ、エンゴサク、ルリソウ、ニリンソウなどなど、春の花たちが季節を謳歌しています。
私も生業がお茶に関係していることもあり、気が向くと山行中お昼休憩のあとに山中でお茶を一服点てて楽しむことがあります。日常では味わえない優雅なひとときが味わえます。
今日は暖かな春の陽に誘われて春の花咲く山でのどかに野点を楽しんできました。 特にきちんとした道具が必要などということはありません。リュックに茶碗と茶筅や抹茶をしのばせて、お気に入りの場所でサッとお茶を点てて服むだけです。
普段は焼き物の茶碗を持っていきますが、今の御時世は衛生面にも気を使いますので、今回は使い捨ての発泡スチロール茶碗を使用して仲間たちにお茶を振る舞ってきました。発泡スチロールではちょっと味気ない気もしないでもないですが、臨機応変、山の中では全然気になりません。
うららかな光に包まれながら春の花の中でそよ風に吹かれ、お茶を一服。フッーとひと息、心身ともに潤いが溢れてくるような時間です。こんな贅沢な時を過ごせるのも大自然の中だからこそですね。 美味しくいただきました。
カンアオイやトウゴクサイシンなどもたくさん咲いていますので、今の時期はギフチョウもたくさん飛んでいました。
RELATED
関連記事など