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山の日レポート

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通信員レポート

岳沢トレイル  ~絶景テラス~

2021.06.18

山の日通信員
一般財団法人自然公園財団上高地支部
加藤 銀次郎

上高地在住Sさんからのレポートです。

6/14に関東甲信越地方の梅雨入りが発表されましたが、翌6/15の天気予報に晴れマークがでたので、上高地から手軽にトレッキングを楽しめる”岳沢トレイル”を歩いてきました。
河童橋を右岸に渡り10分ほど歩いたところが岳沢登山口になります。
出発点の登山口の10番からはじまる番号をたどりながら登っていくと、コースタイム2時間半でゴールの岳沢小屋 2170mに到着です

岳沢湿原のテラスを通り登山口へ

トレイルの中間地点の6番”見晴台”1760mまで登ると眼前が開け、乗鞍岳、霞沢岳、上高地の景色が広がります。そこから先は穂高連峰に向かって進む展望トレッキングとなり自然とテンションもあがります。上高地ではすでに花が終わってしまったオオカメノキ(ムシカリ)との再会を楽しみながら高度を上げていきます。

ゴールの岳沢小屋で待っているのは、大展望の”絶景テラス”。
乗鞍岳、焼岳の絶景を眺め、周りを一面の新緑に囲まれ、野鳥の囀りに耳を傾けながらのんびりとした贅沢な時間を過ごすことができます。

霞沢岳、乗鞍岳、焼岳など岳沢小屋テラスからの眺望

今回は、岳沢小屋からさらに1時間ほど重太郎新道を登った”カモシカの立場” 2520mまで登ってきました。小屋の少し上からはお花畑になっていて、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマクロユリなどの高山の花が咲きだしていました。

下山途中、岳沢小屋の”絶景テラス”でコーヒーブレイク。
乗鞍岳、焼岳の絵画のような大展望、周囲は一面の新緑、野鳥の囀りを聞きながら、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。
次回はテントをかついでビールを飲みに行きます!

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