山の日からのお知らせ
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スマート山岳道標プロジェクトを進めています!
2017.07.20
全国山の日協議会では、「登山の安全と防災」に関連する事業として、スマート山岳道標整備プロジェクトを進めています。 これは、ブルートゥースによる交信機能とバッテリーを内蔵したモジュールを備えた道標を登山道に設置し、登山届提出アプリ「コンパス」で登山届を提出した登山者がアプリをオンにしたスマホを携帯して入山すると、道標通過時に、モジュールとアプリが交信することで登山者の登山届IDと道標モジュールIDが相互認証し、登山者のスマートフォン及びモジュールにその通過情報が記録される、というものです。その際に、登山者のスマホアプリ画面に通過した道標の周辺情報が表示されるほか、モジュールに蓄積されていたその登山者以前にその道標を通過した一定期間の登山者情報が登山者のスマホに記録され、スマホが通信可能状態になる(携帯電波圏内に入る)と、通過ID情報がサーバへ自動送信されます。これにより、万一行方不明などの捜索を要する事態が発生した場合に、そうした登山者の通過履歴を照会することによって、捜索範囲の絞り込みなどが可能となります。 こうしたプロジェクトの実用性を検証する実験が、この夏、富士山、丹沢、浅間山、那須岳周辺で開始されます。 (記事が7月19日下野新聞に掲載されました)
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