
山の日レポート
国際山の日
オンライン開催 「国際山の日」2025シンポジウム
2025.12.04
アルピニスト 野口 健
アルピニストとして世界の高峰に挑み、25歳でエベレスト登頂、7大陸最高峰最年少登頂記録を樹立。
2000年以降はエベレストや富士山の清掃活動を続け、山を次世代へ引き継ぐべき環境保全活動を牽引している。
近年は、ヒマラヤで進む氷河後退の調査・発信や、日本兵の遺骨収集など、多様な社会課題にも取り組む。
2015年のネパール大震災では「ヒマラヤ大震災基金」を設立し復興支援に尽力。
2016年の熊本地震では、避難者の生活環境改善を目的に「テント村」を自ら設計・運営するなど、常に現場に寄り添い行動する姿勢で知られる。
若い世代への教育活動にも力を注ぎ、「山と社会をつなぐ」視点を発信し続けている。
野口氏から本シンポジウムへ寄せられたコメントは、国際的な課題としての「山の未来」を共に考えるうえで大きな示唆を与えるものであり、その長年にわたる取り組みと誠実なお人柄は、まさに「国際山の日」が掲げる理念を体現する存在である。
動画は、YouTube「山の未来(@yamanomirai)」チャンネルにて公開中です。
ぜひご覧ください。


日時:令和7年12 月6 日(土)10:00〜17:00
場所:Zoom ウェビナー オンライン配信のみ 参加費無償
参加者数:約200名
使用言語:日本語、英語(字幕付与予定)
主 催:公益財団法人全国山の日協議会
後 援:国土交通省、林野庁、山形県、静岡市、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会、日本山岳・スポーツクライミング協会
特別協賛:中部電力株式会社
協 賛:株式会社金華山観光
特別協力:総合地球環境学研究所、筑波大学山岳科学センター
全国山の日協議会オフィシャルパートナー:味の素株式会社、株式会社マツキヨココカラ&カンパニー
オンライン(ZOOM)での開催になります。
下記フォームまたはチラシ右下のQRコードよりお申込みください。
国際山の日は、山の重要性に対する理解を深め、持続可能な山岳地域の発展を推進するため、国連が2003年に制定した国際デーです。
毎年テーマが設定され、山岳環境、生物多様性、水資源、文化、気候変動など、世界が共有すべき課題に光を当てています。
12月11日は、
“山がもたらす恵みを知り、未来のために行動する日”
として、世界各地でイベントや発信が行われます。

Mountain Partnershipは、国連食糧農業機関(FAO)が運営する
世界の山岳地域の持続可能な発展をめざす国際ネットワークです。
70以上の国
約500の団体(政府、研究機関、市民団体)
が参加し、世界規模で情報共有や政策提言、普及啓発に取り組んでいます。
全国山の日協議会は2025年に加盟し、
日本の山岳文化・科学・地域づくりを国際的に発信する新しい役割を担っています

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