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山の日レポート

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通信員レポート

環境体験学習を通じた樹氷復活への取組み(樹氷復活へ#7)

2025.07.22

山の日通信員
山形県 環境エネルギー部 みどり自然課
やまがた百名山/樹氷復活県民会議 事務局

オオシラビソの成長を手助け見守る活動

令和7年度2回目となる樹氷復活県民会議の活動は、7月1日に上山市にある蔵王坊平を舞台に実施しました。蔵王坊平では、樹氷を形づくるオオシラビソの稚樹の生育を促す活動となります。活動を行ったのは、上山市宮川中学校の1年生21名。

深い笹藪をかきわけ稚樹を探す生徒

先輩から後輩へ受け継がれ活動の継続へ

深い笹藪のなかから、オオシラビソを探しだし、周辺を刈り取っていきます。見つけたオオシラビソの樹高などを計測し記録していきます。
実は、宮川中学校の活動は昨年に引き続き2回目。令和6年度に先輩たちが計測したオオシラビソの成長を、後輩が記録し成長を見守っていきます。

深い笹藪を刈払いようやく発見

オオシラビソの成長はゆっくりですが着実に育っています

豊かな蔵王の自然を体感

活動エリアは蔵王国定公園に指定されています。オオシラビソの保全活動の後は、公園内にある御田の神湿原を散策し、自然観察も行いました。ワタスゲやコバイケイソウなど高山植物が見ごろを迎えていました。

木道が整備されトレッキングに訪れる方も多い御田の神湿原

花盛りの植物が広がっていました

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