山の日レポート
通信員レポート
樹氷再生活動を通じた環境体験学習(樹氷再生へ#4)
2024.09.17
蔵王の樹氷を形成するオオシラビソ(通称:アオモリトドマツ)の再生、樹氷の復活に取り組む樹氷復活県民会議の活動レポート第4弾です。第3弾までは、山形市の蔵王温泉エリアでの播種、稚樹移植活動のレポート。今回は、9月4日(水)に実施した上山市の蔵王坊平高原での保全活動になります。 活動内容は、自然環境の観察、若く小さい樹(稚樹)の生育を促す笹刈り体験を通した、環境体験学習になります。参加していただいたのは、上山市立中川小学校 の5年生12名です。
蔵王坊平高原では、稚樹を覆う笹を刈り取り、日当たりを良くすることで成長を促す活動になります。
小学生は、背丈より高い笹藪に分け入って、オオシラビソの稚樹を探し、剪定ばさみで周辺の笹を刈り取りました。
笹を刈った後、稚樹の高さ、枝の数などを記録し、タグを付けて今後の成長を見守る準備完了です。
来年、再来年・・・と樹氷復活県民会議、小学校での環境体験学習が継続し、いずれ成木となり雄大な樹氷となることを参加者、事務局みんなが願いながらの活動になりました。
オオシラビソが成木となるには長い年月が必要になります。樹氷復活県民会議では、再生活動を次世代へ引き継いでいくため、子どもたちの体験の場も活動の柱に位置付け取り組んでいます!
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