山の日レポート
通信員レポート
山形の蔵王の樹氷再生に向け稚樹移植を行いました(今年度2回目)(樹氷再生へ#3)
2024.08.19
蔵王の樹氷を形成するオオシラビソ(通称:アオモリトドマツ)の再生、樹氷の復活に取り組む 樹氷復活県民会議では、8月9日(金)に今年度2回目となる稚樹移植を行いました。 移植活動には、樹氷復活サポーター制度に登録の企業・団体から23名に参加、一緒に作業いただきました。
参加者の多くは、雪のない時期に山頂付近を訪れたのは初めて。
山頂付近でのオオシラビソの枯れの現状に、驚き、悲しみ、そして再生への強い願いを抱きながらの活動となったようです。
参加者からは「悲しいほどの状況」「大きい木になってほしい」「もう1回緑の山になってほしい」といった声がありました。
この日は20本の稚樹を移植しました。
育苗・育林の技術が確立していないオオシラビソ。成木まで70年とも言われています。
1回の活動で移植できる本数も限らていることから、息の長い取組みが必要となっています。
樹氷復活県民会議では、稚樹移植などの活動を通じて、子どもたちへの継承の機会としても大切にしています。
令和6年度は9月に第3回目となる稚樹移植を予定しています。
また、活動状況は、通信院レポートにて報告いたしますので、ぜひご覧ください。
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