山の日レポート
通信員レポート
ときめき家族登山2024 in高房山 8月11日(日)
2024.11.15
宮崎支部では子供たちの山への興味を育むために1998年(平成10年)より「子供登山教室」を開始し、中でも平成14年からは一泊二日の日程で実施してきた。この子供登山教室は、保護者を含まず子供だけの参加としてきたが、保護者なしでの実施は仮に事故などのトラブルが発生した場合、後々に問題が残るとの懸念により、2017年(平成29年)からは、名称を「ときめき家族登山」として家族ぐるみの参加を呼びかけることにした。趣旨は登山の体験を家族全員で共有し家庭におけるコミュニケーション、そして思い出作りに役立てていただくことである。
第一回は2017年8月11日に霧島山系大浪池の周回コースに家族24名を会員21名で案内し、第二回は2018年9月17日高房山に家族33名を会員21名のサポートで登った。しかし、2019年10月12日に島野浦の遠見場山に計画した第3回は台風接近のため、そして、翌年からはコロナの影響で中止が続いた。第三回目となった今回は実に6年ぶりの開催であった。連日35度を超える猛暑にも関わらず子供2名を含む家族7名の応募者を会員15名で案内できたことは有難いことであった。
目指す山は宮崎市高岡町の西方にある高房山である。この山は標高こそ337.4mと低いが稜線が長く往復約5時間を要する体力的に適度な山である。瓜田ダム管理棟駐車場における開会式では、まず日高支部長から山の日制定の趣旨を含めた挨拶があった。続いて武田山行委員長がコースの説明や注意事項などを述べた後、記念撮影、準備体操をして出発した。林道を10分ほど歩き登山道に踏み入る。ここから頂上までは木漏れ日の射す照葉樹林の道で直射日光から逃れることができるがやはり暑い。時折吹き抜ける風に有難さを感じつつひたすら歩き雑木の林立する山頂に着いた。記念写真に納まりもと来た道を引き返す途中、林道として開かれた広場で昼食をとった後、前原会員が準備して来たネーチャーゲームとなる。ビンゴ形式の用紙にキーワードがあり、それに相応するものを五感を働かせながら探し出していくというもので結構楽しかった。
下山すると多田会員・谷口会員をはじめ後方支援の会員がアイス(白熊)を準備して出迎えて下さった。美味しそうに食べる子供たちを見ながら我々もいただいた。体は冷えてきたが、心には熱いものがこみ上げてきた。閉会式の後、山の歌を歌って解散となった。ケガ一つなく無事に終えたこと、そして参加して頂いた皆様、下見など様々な準備に尽力された会員に感謝しつつ帰途についた。
先日、ときめき家族登山in高房山に参加しました。人生初の登山は素晴らしい時間となり、誘ってくれた祖父に感謝しています。
僕がこの体験を通して感動したことは二つあります。
一つ目は、高房山の自然です。高房山は、様々な種類の木やたくさんの生き物、都市部では味わうことのない新鮮な空気、そのすべてを楽しむことができました。たびたびあった木の説明は大変興味深かったです。昼食後のネイチャーゲームも、普段は気づくことのできないことに目を向けることができました。少し難しいものもありましたが、家族と楽しんで見つけることができました。
二つ目は、皆さんの優しさと声掛けです。登りの時に、ついていけなくなっても、先頭にいた方々が止まってくださり「頑張れ。」と声かけてくださいました。また、昼食の時も、スポーツゼリーをいただいて、それがとてもおいしかったことを覚えています。下りの時も、落ち葉で滑りそうになった時、「大丈夫?」と心配してくださり、心が温かくなりました。
今回のときめき家族登山in高房山はとても良い夏休みの思い出になりました。またこのような機会があれば、ぜひ家族そろって行きたいと思います。
山のぼりの前の日、リュックににもつをつめました。はじめてなので、とてもわくわくしました。朝早くあつまって、山のぼりのせつめいを聞きました。ハチやアブがちかくにきたら、手ではらわないで、いなくなるのをじっとまつと教えてもらいました。のぼりはじめて、ガイドの人がぼくに何回も声をかけてくれました。「気をつけてね」とやさしくしてくれました。山のちょう上について、お昼ごはんを食べました。こんなにおいしいおにぎりを食べたのははじめてでした。いっしょにのぼった人たちから、おかしやゼリーをもらいました。みんなやさしかったです。ひるごはんのあと、ネーチャーゲームをしました。きのこや、ふわふわしているものなどをみつけるビンゴでした。ぼくが口ぶえで、鳥の声をまねしたら、みんながわらってくれました。山をおりる時は、葉っぱですべるから、気をつけて歩きました。とうちゃくしたら、ごほうびにアイスをもらいました。あつかったので、体がすずしくなりました。足はつかれたけど、とても楽しい山のぼりでした。
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