閉じる

閉じる

山の日レポート

山の日レポート

通信員レポート

水と共に生きる都市・越前大野 ― 大野の水が危機に ―(第2話)

2026.02.12

全国山の日協議会

大野市の魚「イトヨ」の保全

大野市の魚「イトヨ」は、冷たく清らかな水にしか生息できない、体長 5cmほどのトゲウオ科の魚です。
大野の湧水文化を象徴する存在であり、水環境のバロメーターにもなっています。

湧水地を守るための活動

大野市には多くの清水があります。地域の皆さんが湧水を大切に守る活動を続けてきたことで、水環境が保全されてきました。

大野市の地下水問題

大野市では、地下水が市民生活に欠かせない存在であり、市民は地下水を大切にしてきました。
しかし、高度経済成長期には生活環境が変化し、地下水位が大きく低下して井戸枯れが発生し、社会問題となりました。

大野市の水資源保全の歩み

水資源保全の取り組みを年表で示しています。
昭和 48年度(1973年)には、地下水の保全と利用を審議するため「地下水対策審議会」を設置しました。
昭和 52年度(1977年)には「地下水保全条例」を制定し、
・地下水使用の抑制区域の設定
・冬期の融雪目的での地下水使用禁止
・地下水採取施設の届出義務を定めました。
平成 24年度(2012年)には、水源地域を守るため「大野市森・水保全条例」を制定し、山林の所有権移転や工作物の設置に届出と協議を義務付けました。
このほか、水位観測、水質検査、計画策定、広報など、継続的な取り組みを行っています。

水環境を取り巻く状況の変化

近年、土地利用の変化、人口減少、地球温暖化などにより、水循環を取り巻く課題が顕著になっています。
また、平成 26年には「水循環基本法」が施行され、「地下水保全」から「健全な水循環の維持」へと視点が広がりました。

#福井県大野市
#水を守る市民運動
#天空の城
#湧水文化
#イトヨ

RELATED

関連記事など