閉じる

ホーム

  •   
  •   

閉じる

山の日レポート

山の日レポート

通信員レポート

ハセツネのスタート会場を取材させて頂きました!

2024.10.15

全国山の日協議会

ボランティア 都立五日市高校二年生 丸山優斗さん

好天に恵まれた第32回ハセツネCup。
スタート直前の盛り上がりの中、大会関係者のご厚意により、会場でお声がけしてお話を伺うことができました。
みなさまお忙しい中でご対応頂きありがとうございました。

******
(どういう経緯で参加されましたか)
五日市高校にはいくつかのコースがあり、その中のアウトドアコースの生徒が今日ここに来ています。
(アウトドアコースというのは初めて聞きました)
五日市高校ならではのものです。他の学校ではあまり見かけないと思います。
(今回はどのような役割ですか)
今日、今は受付で選手に渡す物の袋詰めをしています。
(今日楽しみに思っていることは)
お昼ご飯が楽しみです。
(優斗さんご自身はトレイルランをなさってはいないと思いますが、)
いえ、学校でやります。最近は奥多摩駅から山を越えて五日市まで帰ってきました。距離は17キロくらいでした。
(驚きました)
(授業でのトレランが健康に役立ったことはありますか)
体力がつきました。

※五日市高校のみなさん、先生方、ご協力ありがとうございました。授業でトレラン行う五日市高校から、将来のハセツネ選手が誕生するのが楽しみです。

高校二年生の丸山優斗さんと、受付の用意を担当する五日市高校のみなさん

出場選手 田邉恒明さん、秦英準さん、宮崎亮さん

(参加理由などありますか)
【田邉選手】山を始めるきっかけとなったのがこの大会なので、いつも出場しています。トレランで初めて山に行くようになりました。
(山の日としては嬉しいです!)
【秦選手】家が近いんです、今日も二人が泊まって、年に一回の楽しいイベントとして楽しんでいます。
【宮崎選手】私はランニングからはじめましたが、トレランの話を聞いて70キロを24時間で走るというド変態なレースの話を聞いて、憧れて一度出てみたらすごく楽しくて仲間も増えて、それから大人の運動会を楽しんでいます。
(トレランがご自身の健康に影響したことは)
【田邉選手】山に入って生活に張りがでてきました。
【秦選手】山に行ける体力をつけるために普段から走ったり、大会自体は体に良くないと思うんですけど(笑)、日常生活としては良い運動をしていると思います。
【宮崎選手】仕事が忙しくて中々時間が取れないですが、この大会があるから練習で山に来る、それでストレス発散、心身共に健康になります。
(ありがとうございました)

(左から)宮崎亮選手、秦英準選手、田邉恒明選手、当会三木理事

出場選手 日吉彩季さん

(大会に参加するきっかけは)
食料を全部持って24時間以内で走りきるというのが魅力的で、いつかは出たいと思っていて、今回初参加です。
(大会で楽しみに思っていることは)
一度試走しましたが、三頭山から先の夜のパートが肝になると思うので、暗闇の中で走るのが楽しみです。
(トレランが健康に影響したことは)
日常的に山に行っての運動習慣はもちろんですが、他のボランティア活動やグループランで仲間が出来て、そのコミュニティの中で運動できるのが嬉しいです。
(トレランが心身ともにご自身の健康に繋がるということですね)
(ありがとうございました)

日吉彩季選手

ボランティア 岸本なつきさん

(どのような役割ですか)
今回は第3関門・長尾平でのボランティアです。この後11時頃からチームの皆で移動します。
(ボランティアに参加した理由は)
他のトレラン大会のボランティア繋がりで誘われました。
(ご自身も走りますか)
はい、トレイルランニングをしています。
元々ロードを走っていて、夏場に暑くて走れなかったのを山に行くようになって通年かけて走れるようになり、良い景色を楽しんでいます。
(今回の大会で楽しみな事は)
ハセツネは有名な選手が出るので間近で見られるのと、山で知り合った友達が参加しているのでみなさんを応援できることが楽しみです。

※長尾平チームの皆様ありがとうございました

なつきさん(右から二番目)と、第三関門・長尾平ボランティアチームのみなさん

安全走行講習会実行委員長 坂上明子さん

(どのような役割ですか)
今回の大会においては選手マーシャルの育成を担当しています。
マーシャルとは赤い布をつけてコース上に40人ぐらい散らばっている移動審判であり救護スタッフでもあります、初期対応をするということで、大会の安全を担保するために、選手でありながら、半分スタッフの役割を担っている方々です。

この後は私も山を登って、第三関門である長尾平という場所で関門リーダーの役割があります。
どんなに早い選手でも、第三関門を通るのは日没過ぎになるので私の足でも間に合います(笑)途中までは車で行って、後は自分の足で歩きます。
長尾平ではトップ選手から最後尾の選手まで見守ります。(徹夜になりますね?)もちろん長丁場です、前々日の金曜日からこちらに来て準備しています。
(今回の大会で楽しみなことは)
今回は本当に天候に恵まれて、雨が降るとレースの後に登山道が痛むことにスタッフは心を痛めているところなので、我々はトレランを楽しむことを目的としていますが、それを未来永劫、持続可能な大会を継続していく上で自然を大切にというのは外せない部分です。
大会の後のコース整備もやっています、走る前より奇麗にという想いで取り組んでいます。

大会の後、我々スタッフ・ボランティアがコースに入り整備させて頂いています。
(グリーンフェスティバルですね)それもありますし、山深い場所はスタッフやボランティアが、場合によっては東京都のレンジャーさんだったり環境省の方々と一緒にやっています。
今回は天候に恵まれたので、何よりも安全にということで、事故の無いことを祈って、そういう意味では今回は良いコンディションなので記録もきっと出るでしょうし、事故も無く無事に終われるのではないかなということを期待しています。

(ご自身もトレランをなさるのですか)
やっています、最近は走る人の応援のパターンですけど、私も昔選手で何回か走ってタイムを狙ってやっていた時代もありました。ですから選手の気持ちもよくわかりますし、ここが苦しいんだろうなっていうところもわかります。
ですから今回は、拠点のリーダープラス、先ほどの選手マーシャル、4月から9月の安全走行講習会を行って彼らは6か月の学びで今回マーシャルとして出る、私としては彼らが頑張っていてくれるのは、親が子を送り出すような、そんな気持ちで、彼ら彼女たちらの活躍を楽しみにしているところです。
マーシャル全員が、ミッションを、傷病者が居たりとか違反している人がいたら注意を促したりとかして、無事フィニッシュゲートに戻ってくると、これが私の何よりの喜びということです。

※坂上さんには選手スタートの後にお話を伺いました。なんとお誕生日が8月11日の山の日ということ!ご縁を感じます。ありがとうございました。

安全走行講習会実行委員長 マーシャル育成担当の坂上明子さん

スタート会場には応援の方も大勢来ていました!

応援団の皆さん

RELATED

関連記事など