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山の日レポート

山の日レポート

山の日 TOKYO 2024

第8回「山の日」全国大会TOKYO2024 記念式典 橋本岳 大会実行委員会副会長による閉会挨拶

2024.08.17

全国山の日協議会

閉会挨拶

2024年8月11日(祝) 第8回「山の日」全国大会TOKYO2024 記念式典
橋本岳 (大会実行委員会副会長、衆議院議員、公益財団法人 全国山の日協議会副会長)による閉会挨拶

閉会にあたりまして、第8回「山の日」全国大会実行委員会副会長として一言ごあいさつを申し上げます。



東京の魅力を伝えていくため「東京全体」を開催地

首都東京は大都会ではありますけれども、23区にも多くの公園があり、郊外には高尾山や奥多摩、島しょ部には小笠原などの多様な自然が、求めれば体感できる立地にあります。これまでの7回の大会はイベントの開催地となる市町村を定めていましたが、「山とともに成長する都市、東京」をテーマとした今回の東京大会では、特に都内のいずれか区市町村に開催地を設定することなく、⼭から都市、島しょ地域へと広がる多様な自然を内包する東京の魅力を伝えていくため「東京全体」を開催地とし、この大都市の大自然の魅力と生物多様性の価値を楽しみながら体感できる多くの企画を掲げております。今後も是非お楽しみいただきたいと思います。

閉会の挨拶をされる公益財団法人 全国山の日協議会 副会長でもある橋本岳衆議院議員



「教育の場」としての山と自然の機能にも思いを巡らす「きっかけの日」

そして、この大会を契機に、「教育の場」としての山と自然の機能にも思いを巡らす「きっかけの日」としても意識していただきたいと思っています。国は異次元の少子化対策、子育て政策を謳い、また東京都も多くの子育て支援策を提示しております。それらの多くは「子育てへの経済的支援策」であります。もちろんそれは大事なことでありますけれども、だとすれば、その先にある事「如何にしてその子どもたちをたくましく、元気に育んでいくか」こういう課題についても私たちは考えていかなければなりません。
玄関を出ればアウトドアです。「山の日」が、我が国の課題のひとつとされるたくましい子どもたちの育成への取り組みや、山と自然の豊かさや畏れ多さに積極的に親しむきっかけとなるとともに、登山や観光の対象のみならず、自然災害から身を守ること、自己責任の感性を育むこと、世代を超えた着想を持つこと、チャレンジを尊ぶこと、さらにはエコロジー、サスティナビリティー、ウェルビーイング、カーボンニュートラルなどの様々な新しい価値観について、次世代を生きる子どもたちとともに大人たちも考える「きっかけの日」としてこの「山の日」を過ごしていただきたいと、そのように願っております。

大会の実行委員会を代表し、厚く御礼を申し上げます

さて、この大会は、ご主管いただいた東京都、そして各区市町村のほか、環境省、林野庁をはじめとする関係省庁、また、ご協賛をいただいた企業、団体、個人の皆様など多くの方々のご支援、ご協力があり、開催されました。大会の実行委員会を代表し、厚く御礼を申し上げます。第8回「山の日」全国大会記念式典は以上をもちまして閉会といたします。

来年は福井県での大会

来年は福井県での大会であります。ぜひ来年の今日この日、多くの方々とともに越前の緑豊かな山々と、若狭の清らかな水の流れに代表される美しい自然に恵まれた福井県で、またお目にかかりたいと思っております。本日は誠にありがとうございます。



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