山の日レポート
通信員レポート
ただいまの後にもう一度楽しい山の絵日記⑤
2023.03.06
ぽかぽか陽気の啓蟄で、まさに虫が這い出て来そうです。私の目と鼻にも別の虫がうごめいています。
そんなM山の会のshouheiさんから、レポートが届きました。
今シーズンの初滑りは、12/17乗鞍でした。
営業開始前のゲレンデは足慣らしに最適、天気にも新雪にも恵まれ快適、意気揚々と家に着きました、おしまい。
とはならないのが我々の常です。
帰り道、雪のワインディングロードをしばらく走っていると、ガツン❗という音と伴にスキー板が視界を横切り路肩の谷に消えていきました。続いてもう一本もボンネットでバウンドして反対車線に!間一髪で対向車が止まってくれて大事には至りませんでした。
なんと、師匠がスキーキャリアの留め具を締め忘れてしまったようです。
対向車の方には大変なご迷惑をおかけしたらにも関わらず、親切にもスキー板を届けて頂きました。この場をお借りしてお詫びとお礼に代えさせていただきます。
師匠は罰として、美味しい手打ち蕎麦を私たちに奢ることになりました。
なかなか泊まり山行の機会がなくってと嘆いていたら、TさんとY子ちゃんが山小屋泊まりの計画を立てて招待してくれました。
晩秋の三国峠を経て仙ノ倉まで縦走し山頂で沈む夕陽を眺めよう、というロマンチックな山行です。
途中、のんびりし過ぎて平標で時間切れとなってしまいましたが、雲の加減が絶妙でドラマチックな夕暮れを迎えられました。
秋空に広がるホウキ雲に跨がった魔女っ子Yと三角山でポーズをとるTさんです。
走れメロスを気取った私でしたが、小説のようにハッピーエンドとはならず、Y子に捕らえられたTさんがくすぐりの刑に処されてしまいましたとさ!
今日は子持山の岩登り。中腹には天文台も建っている星空のきれいな山域です。
M山の会のKさん、医療エンジニアのSさん、看護師のMさんとライオンが鎮座しているような獅子岩を攻略していきます。
同業者の手前、格好付けたいところでしたが、へっぽこドクターは始めから最後までKさんに引っ張り上げてもらい面目丸つぶれでした。
少し専門的なことですが、ダブルロープの時にロープが交差してしまうことがあり、その場で回転すると元に戻ります。
この動作を指示するとき「踊って!」と言うのですが、知らなかったMさんは本当にダンスを踊り始めてしまいました。
いやいや~美人さんは何をしても絵になります。
M山の会のshouheiさんは、ぐんま近郊の山や自然、そして出来事をとても楽しくユニークに描いています。
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