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山の日レポート

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通信員レポート

余市岳(1488㍍)/札幌西部山地=5月8日

2022.05.10

山の日通信員
日本山岳会北海道支部
黒川伸一

稜線の光景

札幌市西部に広がる1000㍍級の山々は札幌西部山地と呼ばれる。この山々の中で、最高峰が、標高1488㍍の余市岳。札幌市の最高峰でもある。この山の北側には、パウダースノーの聖地・キロロスキー場が広がる。シーズン中はこのスキー場のゴンドラを使えばこの山には登りやすいが、スキー場横を走る余市川沿いには素晴らしい斜面が広がり、スキー場の営業終了(5月7日)を待って、スキー場駐車場から林道、ゲレンデ端を通って、余市川源流(右股の沢)を登り、滑った。

朝里岳(中央、1281㍍)、白井岳(右、1301㍍)が見える。札幌市街地はその向こう側に位置する。

余市岳遠景

余市川上流(右股の沢)沿いの疎林帯を進むと、余市岳の北斜面が見えてくる。

余市川上流から見た余市岳。

余市岳北面

余地岳北斜面にはべったりと雪が張り付いている。

右股の沢源頭部を行く。

余市岳の雪斜面

稜線までオープンバーンを登る。

稜線直下には、標高差300㍍近い雪斜面が広がる。

新雪被った灌木帯

前夜積もった雪を被った灌木が日光にきらめく。

スキーアイゼンを効かせて登る。

余市岳山頂

山頂周辺は融雪が進み、ハイマツが立ち上がっていた。

山頂で「登頂記念」のショット

余市岳を滑る

稜線からはオープンバーンを一気に滑り降りる。

向かって左側の余市川沿いに滑り降りる。

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