山の日レポート
山の日草の根運動
アルプスと海をつなぐ栂海新道 ~大縦走路の軌跡~
2021.08.23
日本山岳会越後支部様より、イベントの情報をいただきましたので紹介します。
(ここから)
糸魚川は、2009年に日本で初めて世界ジオパークに認定された豊かな自然が残る地域です。
小野健氏の所属していた「さわがに山岳会」は、1966年から栂海新道の整備を始め、6年後の1971年に全線開通させました。
今まで登山道のなかった朝日岳から親不知まで、日本海の海抜0mから白鳥山(1,286.9m)、犬ヶ岳(1,592m)を経て朝日岳(2,418m)を結ぶ北アルプス最北部の縦走路「栂海新道」を切り開いたのです。
2021年は、栂海新道が完成してから50年目の節目の年となります。これを記念し、フォッサマグナミュージアムでは、小野健氏の業績をたたえ栂海新道を中心とした糸魚川の山展を開催します。
この企画展を契機に、糸魚川の山をより楽しむにはどうすれば良いのか、これからの登山道整備をどのように進めていけば良いのか、といった糸魚川の山の活用と整備の将来について、多くの関係者と考える機会を設けていきます。
会期:2021年7月22日(木曜日・海の日)~9月26日(日曜日)
場所:フォッサマグナミュージアム研修室・ふるさと展示室
開館時間・休館日:9時~17時(16時30分入館終了)
見学:無料
日時:7月10日(土)~9月26日(日)9:00~17:00
場所:青海総合文化会館(きらら青海) 2階 画廊きらら
内容:栂海新道を切開いたさわがに山岳会の故・小野健会長が撮影した写真を展示します。
見学:無料
問合先:フォッサマグナミュージアム 025-553-1880
日時:7月24日(日)~9月26日(日)の土日 9:00~16:00
場所:木地屋の里 文化センター栃の木
内容:大正から昭和にかけて、木地屋集落は、白馬岳を含む北アルプスへの登山口として栄えました。その当時の登山者名簿、記録写真などを展示します。
見学:無料
問合先:文化振興課文化財係 025-552-1511
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