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山の日レポート

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通信員レポート

子どもたちがオオシラビソ保全活動を行いました(樹氷復活へ#10)

2025.10.03

山の日通信員
山形県 環境エネルギー部 みどり自然課
やまがた百名山/樹氷復活県民会議 事務局

地元小学生によるオオシラビソ保全活動

 上山市にある蔵王坊平で、樹氷を形づくるオオシラビソの保全活動を行いました。
 今回活動を行ったのは、上山市立上山小学校6年生。
 1組から3組までの皆さんがクラスごとに、9月1日、9月8日、9月16日の3日にかけて活動を行いました。

 9月1日は6年1組の皆さんが保全活動を行いました。
 まずは蔵王坊平地域の樹氷やオオシラビソの状況、保全活動について勉強します。

いざ、保全活動開始!

 保全活動のやり方を教えてもらったら、外に出て活動開始!
 笹薮に苦戦しながらも、オオシラビソの稚樹を見つけ出し、周りの笹を刈っていきます。

笹は固くて刈るのが大変!

雨に打たれながら活動した日も

 9月8日は6年2組の皆さんが保全活動を行いました。
 天気はあいにくの雨・・・。
 雨の中の活動は大変でしたが、子どもたちは元気よく取り組みました!

慣れない剪定ばさみを使い、協力して笹を刈りました

オオシラビソと一緒に記念撮影

これからの成長を楽しみに

 9月16日は6年3組の皆さんが保全活動を行いました。
 稚樹の周りの笹を刈り取り、光が当たるようになったら、次は稚樹の大きさや枝の数などを計測し記録します。
 来年はどれくらい大きく育っているか、今から楽しみですね!

 上山小学校は今年が初めての活動でしたが、これからも長く見守ってもらえたら嬉しいです!

オオシラビソの稚樹を計測、記録しました

たくさんの花が咲く御田ノ神湿原

 オオシラビソの保全活動の後は、御田ノ神湿原を散策し、自然観察を行いました。
 活動エリア一帯は蔵王国定公園に指定されており、トウチソウやイワショウブ、オヤマリンドウ、さらには季節外れのチングルマも咲き、美しい自然を楽しむことができました。

御田ノ神湿原

季節外れのチングルマ

記念写真はもちろん「オオシラビソ」ポーズ!

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