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山の日レポート

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通信員レポート

第2回日本森林医学会学術総会が大阪で開催されました

2025.09.05

全国山の日協議会

森林セラピーガイドToshimiさんのレポートです

日本森林医学会(李代表理事・会長、今井通子副会長)は大阪で第2回日本森林医学会学術総会を開催しました。
李代表理事・会長は森林浴が及ぼす心身への好影響について講演を行いました。
予防医学、森林医学などに関し、各講演者が独自の研究結果や事例、森と健康などについて発表しました。
森が私たちヒトにとってどのような影響を与えるのか。
今一度樹木、森、自然、山、またそれを取り巻く人々の活用や運用状況など森林の大切さが見直されます。

李代表理事・会長の講演



林野庁からは森林サービス産業の展開と言うテーマで岸室長より講演がありました。かなり興味の高い講演内容でした。

林野庁資料



医師で登山家の今井通子先生(全国山の日協議会評議員)が、今年も参加されて座長を務められました。
山で叫ぶヤッホーの語源など楽しく会場を盛り上げてくださいました。
懇親会では笑顔でご対応くださいました。とても、お元気です!!

右:医師で登山家の今井通子先生



日本森林医学会の李代表理事・会長も森林浴の今後の道筋に関しロードマップを掲示するなど未来を見据えた構想など講演されました。
森の持つ効果や活用、参加者に与える森の持つ癒し効果、健康の維持増進などエビデンスを交えて提示しました。森林浴のススメなどの著書も多数上梓されています。

左:日本森林医学会の李代表理事・会長

日本森林医学会学術総会2日目は医学的な見地からまた別の視点、地域にスポットを当てた発表が見受けられました。
【森】【ヒト】【地域】
このトライアングルがゲンキになること。
森と人とが親和性を保ち森に生かされる。
とても大切なことなのかもしれません。

来場者へ全国山の日協議会公式サイトをご案内し、各地の森の紹介、ハイキングロードなどまとめたコーナーもご紹介しました。

パネルディスカッション。参加者との質疑応答も行いました。
益々森への関心度が高まるように多種多様な方向からのアプローチが求められます。

2日目の講師陣。
今井通子INFOM会長、李代表理事や小林教授ほか来年に向けまた新たなテーマで研究が進められることと思います。

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