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山の日レポート

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山の日 FUKUI 2025 記念式典

第9回「山の日」全国大会FUKUI2025 記念式典 実行委員会副会長(公財)全国山の日協議会副会長 務台俊介 閉会の言葉

2025.08.21

全国山の日協議会

閉会の言葉

2025年8月11日(祝) 第9回「山の日」全国大会FUKUI2025 記念式典
務台 俊介 (大会実行委員会副会長、公益財団法人 全国山の日協議会副会長)閉会の言葉


ただいまご紹介にあずかりました、全国山の日協議会副会長、そして本大会の実行委員会副会長を務めております務台俊介です。第9回「山の日」全国大会記念式典の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
まず、本大会の開催をお引き受けいただきました杉本知事をはじめ、福井県の皆様に心より御礼申し上げます。本日の記念式典は、大変内容の濃い、素晴らしいものであり、深く感動いたしました。

務台 俊介 (大会実行委員会副会長、公益財団法人 全国山の日協議会副会長)

「地味にすごい福井県」という言葉は、まさに「地に足のついた」素晴らしさを的確に表現した、大変良い言葉

私自身、国会議員時代に衛藤征士郎先生方と超党派の「山の日」議員連盟を設立し、事務局長を務めてまいりました。第1回大会が私のふるさと長野県松本市で開催されて以来、今回で9回目となりますが、幸いにも全ての大会に参加させていただいております。
本日、私は松本から高山、そして大野、勝山を経て福井まで、中部縦貫自動車道のルートを辿ってまいりました。この道が全線開通すれば、かつて4時間以上かかった山々の地域が3時間弱で結ばれます。まさに、山が地域と地域を繋ぐ、その象徴であると感じております。
アルプスの麓をふるさととする私は、そこが日本一と思っておりましたが、本日、福井の持つ独自の素晴らしさに改めて触れることができました。先ほどヒロさんがおっしゃった「地味にすごい福井県」という言葉は、まさに「地に足のついた」素晴らしさを的確に表現した、大変良い言葉だと感じ入りました。

「山と人との多様な関わり」を育み、山の恵みを未来へと継承していくための活動を、全国の皆様と共に力強く推進していく

本日の議論では、山と人との関わりを未来へどう繋いでいくか、という重要なテーマが提起されました。例えば、豊かな自然環境の保全、次世代を担う子どもたちの自然教育、そして山麓の暮らしや文化の振興など、多岐にわたる視点からの貴重なご提言がありました。群馬県の小渕優子先生から示された力強いビジョンも、まさにこうした未来志向の取り組みの重要性を示すものでした。
全国山の日協議会といたしましても、こうした「山と人との多様な関わり」を育み、山の恵みを未来へと継承していくための活動を、全国の皆様と共に力強く推進していくことをお誓い申し上げ、閉会の言葉とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。

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