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山の日レポート
通信員レポート
第8回宮崎市山岳協会主催山の日イベント in 家一郷山
2024.12.02
第8回宮崎市山岳協会主催の山の日イベントを11月23日に開催しました。同イベントは、例年8月11日に行っていますが、過去に軽度の熱中症が発生したことから、今回は変則的にこの時期にずらしての開催としました。
宮崎市山岳協会(市山協)は宮崎市内の9つの山の会(日本山岳会宮崎支部・宮崎山岳会・宮崎市役所山岳部・宮崎大学山岳部・九州電力山岳部OB・山楽会・双石木曜会・日向わらじ会・宮崎スポーツクライミング協会)からなる約300名の組織です。この組織で山の日イベントの他、登山技術研修会・合同登山・宮崎市近郊の山の登山道整備・登山道周辺への樹木の植栽と管理・登山口周辺の清掃・遭難者救助支援などを行っています。
当日は晴天に恵まれ、絶好の登山日和となりました。9時より開会式を行い、50名の参加者を前に山の日の意義、各山の会が垣根を越えて様々な取り組みに協力して下さる事に対して謝意を述べました。その後、全国山の日協議会より拝借した横幕を前に集合写真に納まり、柔軟体操をして3班に分かれて入山して行く楽しそうな後ろ姿を見送りました。
舞台となった家一郷山は標高437mの低山ですが、椎・樫・イスの木・タブなどの巨木が林立し、林床には南国特有の植物が繁茂する自然豊かな原生林です。「遊びと学びの森」として宮崎市も力を入れ自然観察歩道として整備されています。
待機組のメンバーでぜんざいを用意して待っていると、ほぼ予定どおりの13時に元気な姿でぞくぞくと下山してきました。報告によると1時間半で全員山頂に立つことができたそうです。ぜんざいを美味しそうにすする会員を見ながら、今回のイベントが好評のうちに終えたことに心より感謝した次第です。
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