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山の日レポート

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通信員レポート

中山道・木曽路ウルトラウォーキング

2024.11.05

全国山の日協議会

文・写真提供:塩原将さん 

(2024年10月12日〜13日開催)

本日は山...ではありませんが
昨日から今朝方まで
中山道・木曽路ウルトラウォーキングの大会に参加させて頂きました。
岐阜県の岐阜駅からスタートをしてゴールの長野県の南木曽駅までの中山道の総距離103kmを歩く大会になります。
(峠道なので獲得標高もかなりのものでした)
私は宿場町の風情がある街並みが好きなのと、岐阜市は私の生まれ育った町で東濃地方は私が社会人になり8年程住んでいたエリアだったのでゆかりの地を一度しっかり歩いてみたいと言った思いがあったので今回この大会に参加させて頂きました。

今回が初の参加でしたが…
日中の活動時間よりも日没後の活動時間が長く恵那市周辺の峠では真っ暗闇の中で獣のうめき声が聞こえたりとかなりの恐怖体験のようなコースでしたが夜空には素晴らしい星空が広がり流れ星も何度か見る事が出来ました。また道中の宿場町は何処も風情があり真夜中でなければゆっくりと立ち寄ってみたいと思えるところばかりでした
(個人的にはやっぱり馬籠宿が良かったです )

最後のエイド(91㎞)地点では疲労感を感じつつも高ぶるゴールへの気持ちでいっぱいだったので水分だけを補給してすぐに先へと進みました。
残り12㎞
ここからの"たった1㎞”がものすごく長く感じました。
残り11㎞…10㎞
疲労感と体の痛みと戦いながらただ前に進む事だけを考えて歩みを止める事なく薄暗い明け方の峠道を少しずつゴールへと向かいました。
土曜日10時にスタートをしてゴールしたのが本日の7時頃。
タイムは20時間37分21秒でした。
大会中は痛いと感じても痛み以上に気持ちが高ぶりなんとか完歩できましたが…大会が終わった途端にかなりの激痛が発生。
足の裏は一面にマメができ足腰は既にガタガタな状態でほぐそうとして動かす手は少し力を入れると指がつる状況
その上帰りの電車は寝ると言うよりは気を失なう様な感覚で寝たり起きたりの状態でしたが何とか無事に帰宅しました。

ゴール真近の大妻籠

"ウォーキング”
簡単に捉えがちですが…
年齢性別問わずすごい方々がたくさんいらっしゃいましたし何よりウォーキングの楽しさ奥深さを今回ほど感じた事は今までありませんでした。
ボロボロの体ですが…
それ以上に得たものがたくさんあった大会だったので機会があればまた参加してみたいと思います。

完歩証

中山道・木曽路ウルトラウォーキング

制限時間の30時間内にJR岐阜駅からJR南木曽駅までのおよそ100キロ区間を踏破する大会です。
2024年10月に第7回目が開催されました。

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