山の日レポート
通信員レポート
全国草原サミット・シンポジウムinおたり
2024.10.12
10月4・5日長野県小谷村で開催された、「つなげよう 茅場が育んだ技術と命」と銘打ったイベントに、参加してきました。全国から集まった参加者約180名、茅文化の広がりを感じました。
茅葺きの材料を生む茅場、それを生かす茅葺きの技術等、日本の伝統を知る機会でした。
かやぶき屋根の建物が減少している今日、当然茅場も減少しています。これも生活様式の変化と、伝統を担う地域の高齢化や人口減少が結びつき、里山の環境を変えています。
カリヤス(小茅)、ススキ(大茅)の違い
茅場・茅葺きのサイクルが炭素(C)の貯蓄に大きく貢献
等知らないことばかりでした
30坪の茅葺き1棟に必要な茅は8,000束。かやぶき屋根は50年持つといわれます。
小谷村の3集落100棟では、毎年2棟を張り替え、50年周期で回していた。当時の共同体社会を根底で支える仕組みだったと思われます。
若い世代の茅葺き職人とのつながりも出来て、楽しい集まりでした。
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