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山の日レポート

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通信員レポート

船村徹先生ご命日供養祭と金津氏講演会、開催

2024.02.21

全国山の日協議会

2月16日は作曲家船村徹先生のご命日

2月16日は、国民の祝日「山の日」を提唱され、その実現にご尽力頂いた、作曲家、船村徹先生(文化勲章受章者)の没後満7年にあたり、先生ご生誕の地、栃木県塩谷町の「道の駅 湧水の郷しおや」の顕彰碑前にて、供養祭が開催されました。

晴天に恵まれた中、「船村徹ふるさと会」の谷畑方夫会長、塩谷町の見形和久町長、和氣勝英町議会議長らの献花に続き、県内外から参列された約60名の方々が哀悼の誠を捧げられました。

金津 猛氏(元、亀田製菓社長)記念講演会の様子

記念講演会「ひばりさんとビートルズと船村先生と」

その後、ビートルズの研究者で船村先生のファンでもあり、戦後の歌謡音楽界の事情にも大変造詣の深い、金津 猛氏(元、亀田製菓社長)から「ひばりさんとビートルズと船村先生と」と題して、講演をいただきました。
原稿や資料を前にすることなく、講談師の如く滔々(とうとう)と語られる内容は、船村先生や美空ひばりさん、ビートルズへの愛と尊崇に溢れ、聴衆を圧倒する迫力がありました。

生前、船村先生は美空ひばりの天賦の才を早くから認められ、『ひばりの佐渡情話』などを通じて「浪曲の技法による歌謡曲・演歌」という考え方の紹介や、戦後初のミリオンセラー『王将』(村田英雄)のエピソードなども語られました。
また船村先生は「ビートルズを見つけたのは俺だ!」と生前「自慢」されていましたが、その経緯や背景なども詳しくご披露頂きました。

船村徹さんを偲ぶ会ポスター(2024.2.16開催)

「歌は心でうたうもの」

「歌は心でうたうもの」との船村先生の教えに込められた想いを、これからも皆で語り継いでゆきたいものと、改めて感じた一日でした。

2024年2月16日 「船村徹ふるさと会」会員(全国山の日協議会会員) 水野 雅章

船村徹先生「男の友情」顕彰碑碑文

「山の日の歌」総合プロデュース

「船村徹ふるさと会」会員、そして「山の日協議会」会員でもあります水野雅章さんから、「山の日」制定にご尽力頂いた、船村徹先生のご命日供養祭のレポートが届きました。

国民の祝日「山の日」を記念して、「山の日の歌」が4曲CD発売になりました。全曲を総合プロデュースしていただいたのが作曲家の船村徹先生でした。

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