閉じる

ホーム

  •   
  •   

閉じる

山の日レポート

山の日レポート

通信員レポート

岩手県釜石市『五葉山』

2023.12.05

全国山の日協議会

岩手県にお住まいの後藤幸男さんからのレポートです

その昔は「檜山」、伊達藩の所領になってからは「御用山」。この山から木材を切り出していたのでしょう。そして今は五葉の松が生えていたことから、同じ発音の「ごようざん」と呼ばれている。
歴史もその時の人たちによって塗り替えられて行くもの、山の名前も変わって行く。

さて伊達藩の山岳会の会長から、12月2~3日小屋泊まりのお誘いをいただき、鼻の下を長くして参加して来ました。
女性6人、男性2人のパーティーです。
赤坂峠のPに車をデポ。既に白銀の世界途中で雄鹿と出会いなどもありました。
石楠花荘は既に多くの人たちが到着していて、賑やかでした。
2階も雛壇もびっしりの登山者で、一名は床に寝床を取ることになりました。

家から持参の薪を降ろし食事会の準備をして、山岳会のメンバーは日枝神社まで行き、安全祈願。
オラはストーブ当番というのは言い訳で、心の中で「明日の御来光を見ながら、日の出岩迄は、素晴らし景色を楽しんだら良いのに!」と思いつつ休憩。
大ご馳走に預かり「ボーノ」を連発。

夜中から朝に切り替わる時間が好きなオラは霧氷の外に飛び出す。
小屋泊の最大の楽しみは穢れ(けがれ)を隠す霧氷の白銀の世界での、紅の雲間から神々しい御来光を見る喜びに浸る時間。

言う事無しの絶景でした。
この小屋は無人なれど綺麗に管理されていて、人気の高い小屋です。
今回泊まられた方々の多くは県外の人が多く、南部藩からはオラ一人だったようです。
使いきれなかった持参の薪は、皆さまに使って頂きたく置いてきました。小屋を管理されていらっしゃる方、そして今日の仲間達と、合宿されました方々に感謝しつつ山を降ります。
サンキューベリーマッチ

きた~!!真っ黒な雲が解けての海に浮かぶ御来光。一期一会、同じ景色には二度と出会えない感動が有る。

は~と

モルゲンロート

太陽の塔出現。こんな日の出見たことない!

エビフライ、喰いてえ!

待ってろ、今助けに行く、、、、、 そんな事では有りません すり抜け幅がちと狭い。

石楠花荘

小屋は賑やかでした

RELATED

関連記事など