山の日コラム
事務局コラム
四ツ谷だより#14 (一財)日本山岳スポーツ協会様と会談
2023.11.29
2023年11月13日(月)、(一財)日本山岳スポーツ協会の岸理事長と江守理事のお二人がお見えになり、当会の梶理事長、三木理事(筆者)が会談しました。
その中で双方が抱えている課題について、一緒に解決できる分野については協力していこうと話し合いました。
(一財)日本山岳スポーツ協会は、日本山岳耐久レース(※ハセツネCUP)を主催し30年間継続してきたが、その間も実行委員会として積極的にレースコースとなる登山道の保全と補修に努めているとのこと。
単にレース後にゴミ拾いするのではなく、一年中整備に努めていることから、関係者から「保全、補修して頂き、以前よりきれいになった。ありがとう。」との声も頂いているとお話されました。
レースだけを行っているのではなく、登山道の保全活動を積極的に行っている事も含めて、国民全体に知って頂き登山道の抱える課題解決に向けて、全国山の日協議会としても協力し、情報発信も積極的に行っていく事をお約束した。
※ハセツネCUP 1993年から行われて継続されている東京の山岳地帯を走る総距離71.5kmトレイルランニングレース。
大会前より美しくしてお返ししよう
私達は、多くの選手達が駆け抜けた自然の中のコースを大会前より美しくしてお返ししようとのコンセプトから、グリーンフェスティバルを毎回開催しています。
大会のコース上を主とした清掃から、フィールドを里山や地域にも広げてきました。
ゴミ拾いを中心とした活動から始まりましたが、近年は不法投棄の回収、森林保全のための雑木や竹の伐採、下草刈り、楓の植樹、秋川の河川清掃などを行ってきました。今では清掃登山をさらに発展させた活動となっています。
人が山に入らず手を入れずに放っておけば原始林となりますが、必ずしもそれが自然ではないと考えています。特に里山には手入れが必要です。なぜなら、人も自然の一部だからです。
活動終了後には、ささやかですがお飲み物を用意しています。
グリーンフェスティバルが、ご家族やトレイルランニングを楽しむ仲間と語らう場となり、自然とトレイルランニングについてあらためて考える機会となることを願っています。
ハセツネCUP グリーンフェスティバル
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