山の日レポート
通信員レポート
【リポート】国東半島峯道ロングトレイル10周年記念 全国フォーラム
2023.10.30
2021年の「山の日」全国大会の開催地 大分県。
大分県には、大会の開催地となった「くじゅう連山」のほか、
宮崎県との県境に近い「祖母・傾・大崩(ユネスコエコパーク)」など、山と自然に親しむ機会にマッチした観光資源が随所に点在しています。
大分空港がある国東市もそのひとつ。
国東半島には「国東半島峯道ロングトレイル」があり、10月28日(土)に、アストくにさきという施設で「国東半島峯道ロングトレイル10周年記念 全国フォーラム」が開催されました。
当日は県の内外から300人を超える方々が来場し、
山の日アンバサダーの石丸謙二郎さんによる記念講演「憧れのロングトレイル」、日本ロングトレイル協会代表理事の中村さんによる特別講演「ロングトレイルをつないでJAPAN TRAILへ」がありました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、国東市の松井市長がコーディネーターとなり、日本ロングトレイル協会会長の節田さん、The Japan Travel Companyのクリスティ・美保子さん、日本アドベンチャーツーリズム協議会の山下さん、国東半島峯道トレイルクラブ会長で国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会会長の林さん、国東半島峯道トレイルクラブ顧問の山岡さんらによって、古来からの国東半島の信仰の古道、その保守管理、訪日外国人への誘客などについての報告と仮題抽出が行われ、意義深いシンポジウムとなりました。
最後に、山の日アンバサダーの石丸謙二郎さんと全国山の日協議会の手塚から、「山の日、山の日全国大会」についてのご紹介をさせていただきました。
景色や歴史をエンタテイメント化して多くの方々に感動と学びの空間を提供し、そしてそれによって地域経済の振興へ結びつける試みがこの10年ものあいだ継続され、それがこのフォーラムを契機としてさらにアップデートされることで、
「山の日」開催県で実施されている「山と自然に親しむ機会」のレガシーへと昇華していくことに期待したいと思います。
RELATED
関連記事など