山の日レポート
自然がライフワーク
スマホ昆虫採集#9『昆虫の綺麗な目に魅せられて』③
2023.03.31
シジミチョウの仲間を①②③と紹介しました。今回は③を紹介します。
2018/5/28
新潟県妙高高原赤倉
朱色が綺麗な小さなチョウチョのベニシジミです。もう少し翅を広げて欲しかったけど、待てども待てども翅を広げてくれません。根負けです。なかなか上手くいきませんでした。
2019/7/23
新潟県妙高市燕温泉・ホテル花文の駐車場
翅を広げてくれると綺麗なんだけどな~。今雨降ってます。
だからかな、広げてくれませんでした。残念 。
孫にアゲハチョウの羽化を見せたくて庭にミカンの木を植えたのが7年前です。毎年飛んできて産卵してくれます。黄色い小さな卵から鳥の糞みたいな小さな幼虫になります。だんだん大きくなって緑色の幼虫(芋虫)になります。そしてサナギになって羽化して綺麗なアゲハチョウになります。でも庭の蜜柑の木を4年間観察していて蜜柑の木の周りで羽化するのを見たことがないです。芋虫からサナギになる時期に寄生バエ寄生バチに卵を産み付けられてしまいサナギの中身を食べられてしまいます。鳥に食べられたりカマキリに食べられたりスズメバチに肉団子にされたり。天敵が沢山います。ナミアゲハの羽化率は200分の1と言われています。孫に羽化するところをみせるためにサナギになる前の芋虫の時期に飼育箱(寄生バエ寄生バチの飛んでこない環境)に移して育てます。それでも飼育したサナギの全部が綺麗なアゲハチョウになるわけではないです。羽化不全と言って羽化に失敗して飛べないアゲハチョウもいます。一生懸命幼虫の時期を生きて最後の所で身体に寄生バエが卵を産み付けてしまう等々。自然界は過酷ですね。
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