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伊豆大島にそびえる「三原山」登山にチャレンジ

2023.03.02

全国山の日協議会

三原山(764メートル *大島町HPより)

山の日アンバサダーの髙橋勇市さんが、奥様の嘉子さんと二人で
昨年「三原山」登山にチャレンジしたレポートを送ってくれました。

▲2022年9月10日 晴れ ときどき曇り
▲三原山(764メートル *大島町HPより)
▲体力度 1 
▲山行コース名 三原山頂口バス停発着 三原山お鉢巡りコース
▲所要予定時間 2時間34分
▲往復コース距離 6.4キロメートル

2022年9月10日、本日は伊豆大島にそびえる「三原山」登山にチャレンジしました。
大島町役場そばのバス停からバス乗車で三原山へ 約50分乗車。
バスの本数が少ないので要注意です。
貸し切りバス状態でしたが、途中の大島温泉ホテルバス停から沢山の登山客が乗車してきました。
三原山頂口バス停(遊歩道入口)に到着、まずは一人用個室に入り体調を整えてスッキリしました。
トイレ掃除のスタッフに「三原山にはヒルいますか?」と尋ねると
「高い木が無いのでヒルはいませんよ、安心して登れますよ。」と教えてくれました。
私と嘉子は「ヒルは木から落ちてこないよ」と心の中で呟きました。

外輪山入口でまずは記念撮影

髪の毛が大噴火、大爆発

外輪山入口でまずは記念撮影。
風が強く嘉子の髪の毛が大噴火、大爆発。
さすが活火山 三原山と一緒ですね。

嘉子の髪の毛が大噴火、大爆発

読みあげるからちゃんと聞いて

遊歩道をしばらく息を切らしながら歩くと嘉子が急に立ち止まり話し始めました。
嘉子「ここに看板があるよ。今から読みあげるからちゃんと聞いてよ。」と言って看板を読み始めました。
嘉子「1986年から1987年 溶岩流先端部三原山山頂火口から溢れた溶岩が斜面を流れ下り、
   それまであった遊歩道の上を覆ってここで止りました(皆さんの後ろにある道が旧遊歩道です)。
   溶岩流の先端部の厚さは約5メートル 表面はごつごつした沢山の岩の塊に覆われています。
   この様な溶岩は『アア溶岩』と言います。
   この溶岩盤の右前方から溶岩流の上に登って噴火当時の溶岩の流れを創造してみて下さい。
   『アア溶岩』溶岩が流れるとき外気に触れている表面が先に冷えて固まりはじめます。
   しかし溶岩の内部は温度を保ち続けるため冷え固まった表面が砕けてごつごつした岩の塊を
   沢山とった状態になります。」
嘉子「だってさ。面白いね。」と言いました。

私は、じっと聞きながら溶岩の流れを想像してみました。
しかしなかなかイメージが湧いてきません。
遠藤周作の「深い河」のガンジス川の流れだけが脳裏を駆回ります。

標高645メートル 山頂まで200メートルの看板

ダッシュして走ったら1分で到着

再び歩き始めました。
嘉子「ここは標高620メートル 山頂まで320メートルの看板があるよ。」と言うので
勇市「山頂まで320メートルだったらダッシュして走ったら1分で到着できるね。」と言うと
嘉子「ダッシュしたかったら早い人と登山に来れば、私はダッシュしませんよ。」と返事が返ってきました。

山頂まで200メートルの看板と100メートルの看板を通過していよいよ山頂です。

標高662メートル 山頂まで100メートルの看板

お鉢巡りを選択

嘉子「お鉢巡りの看板があるよ。」と言って看板を読み上げました。
嘉子「上下左右の矢印があって、
   左右矢印には お鉢巡り 約2.5キロ 約50分 360度の大パノラマ 僅か1時間足らずのお勧めコース   
   上矢印には  至 火口西展望所 約0.5キロ 約10分
   下矢印には  大島温泉ホテル 約3.8キロ 約65分 途中 裏砂漠に立ち寄ってみよう
   と書かれているよ。」
嘉子「全体火山の写真があって、
   三原神社、火口展望所(火口の底までよく見えます)
   火口西展望所(ここは火口の底は見えません)
   お鉢巡りは反時計回りがお勧めです。
   割れ目 噴火火口列。
   と書かれているよ。」
嘉子「お鉢巡りどうする?」と言うので
勇市「お鉢巡りは反時計回りがお勧めなんでしょ。お勧めコースで回ろうよ。三原神社参拝は後で。」
   と言ってお鉢へと足を進めました。

あれだけ沢山の人がバスに乗車していたのに人の気配が全く感じません。
皆さん、何処に消えてしまったのでしょうか。
風が強くなり急に何だか不安になってきました。

お鉢巡りの看板

マグマのしぶきがつくった岩を説明

強風で体が倒れそうになりロープに掴まりながら二人で腕組をしながら歩き続けました。
マスクが口もとから離れてマスクの凧揚げをしている状態になりました。
強風の恐怖でカメラ撮影する余裕など全くありません。
勇市「これ、もし雪が降っていたら吹雪だよね、映画の八甲田山思い出しちゃった」と私が言うと
嘉子「貴方、私の心読んだね。私も全く同じこと想像していたところだったよ。」と返事がかえってきました。

強風では立ち止まり、弱風になったタイミングで速足で歩いて、
風が強風になったら立ち止まってを繰り返しながら進んでいきました。
嘉子「また看板があるよ。」と言って看板を読み上げました。
嘉子「マグマのしぶきがくっついた岩だってさ。これを大型のアグルチネートって言うんだって。」
嘉子「この大きな岩は1986年の噴火で吹き上げられた大量の溶岩のしぶきが積み重なってきた
   溶岩の固まりでアグルチネートと呼ばれるものです。
   近寄ってよく観察すると大小さまざまな破片がくっ付きあってできているのがわかります。
   1986年の噴火では溶岩が火口を満たし遂に溢れ出しました。
   このとき火口の中で出来た巨大なアグルチネートが壊れてその一部が溶岩流に浮かんで流されました。
   約500メートルも運ばれました。
   三原山の斜面を下る手前のここで座礁しました。
   と書かれているよ。」と言いました。

マグマのしぶきがつくった岩の説明

ガスの中のゴジラ岩

再び歩き始めると
嘉子「また看板があるよ。」と言って立ち止まりました。
嘉子「この風景を写真に撮ることができますよ。と書かれているけど写真撮影する?」
と尋ねてきたので撮影しましたが、ここは何のスポットか判りません。
ガスっていて風景がよく判らない様です。
暫くして
嘉子「判った、ゴジラ岩が見えるスポットだ」と呟きました。

雲の切れ間を待ってゴジラ岩を撮影 強風で髪の毛が写りこむ

強風に注意

ゴジラ岩は男鹿半島の門前にありますがそれ以外にもあるんですね。
こうなるとゴジラ岩は日本全国に存在するのかもしれません。
でもゴジラって確か1984年の映画で火口に葬ったはずですが、火口から出てきてしまったのでしょうか。

雲の切れ間を待ってゴジラ岩を撮影。
次のポイントへと足を進めました。
強風は相変わらず吹き荒れています。
ロープに掴まって歩いているので嘉子の袖口が真っ黒です。

※後半へと続きます。

ロープに掴まって歩いているので嘉子の袖口が真っ黒です

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