山の日レポート
通信員レポート
隠岐・知夫里島(ちぶりじま)だより
2022.09.14
先週の火曜日(9月6日)、島に台風11号が接近しました。島の北側を通る台風は、大きな被害をもたらすことが多いので、みんなだいぶ警戒していました。
結局、台風の進路がさらに北にずれて島からだいぶ遠かったため、被害はほとんどありませんでした。フェリーはもちろん全便欠航になりましたし、瓦が数枚飛んだ家などもありましたが、これはまあいつものこと。
そしてこの週末の島の風景。
海の近くの木の葉が、茶色くなってしまいました。今回の台風ではあまり雨が降らず、強風だけが吹いたので、海から塩水が飛んできて、木々の葉っぱが塩もみされたようになって、こんなふうに枯れてしまったのです。上の写真の木々も、海沿いとはいえ、海抜40mぐらいのところに生えているのに、この状態。
とはいえ、すべての植物が枯れてしまうわけではなく、海岸からすぐのところに生えているトウテイランは、何の影響も受けていませんでした。今が花盛りです。
我が家の牧場の草も、おおむね無事。でも台風後の草は、きっとちょっと塩味なんだろうと思います。
子どもたちを自然の中で育てたい、と島根県隠岐郡知夫村に移住して20年。隠岐諸島に属する島の一つ『知夫里島』にお住いの南家知子さんからレポートが届きました。
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知夫里島(ちぶりじま)は、島根県の日本海沖にある、隠岐諸島(4つの島があります)の中の、一番南にある島です。
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