山の日レポート
通信員レポート
2月16日は船村徹さんの命日
2022.02.01
船村徹さん(1932~2017)は、演歌を中心に生涯2000曲以上の作曲をされ、多くの歌手を育てられ、日本音楽界へ多大な貢献をされたことから、文化勲章をはじめ数々の栄誉賞を授章されました。
早くから「山の日」の祝日化を提唱され、当協議会の顧問も務められました。
来る2月16日(水)は、5年目のご命日に当たりますが、毎年、「船村徹ふるさと会」では「道の駅湧水の郷しおや」内に献花台を設けています。
バックには今市中学校通学時に毎日、眺めた日光の山並み。
愛飲した「男の友情」と花をお供えし、笑顔の遺影を飾って船村さんを偲びます。
「船村徹ふるさと会」会報から、谷畑会長(船村さんの竹馬の友)の挨拶文をご紹介します。
吹く風にも一段と寒さを感じる今日この頃、会員の皆様におかれましては元気でお過ごしのことと存じます。
ここ数年はコロナの影響により「船村徹ふるさと会」といたしましても何もできずに、皆様にお会い出来ず残念でたまりませんでした。
月日の経つのは早いもので、船村先生が旅立たれて間もなく5年が過ぎようとしております。船村先生の最後ステージ「高野公男60年コンサート(平成27年9月3日、会員40名で観覧)」で、涙ながらに歌った男の友情の姿が今でも脳裏に焼き付いております。
更に先生の訃報を受け、見形町長等町要職の方々と藤沢の自宅にお悔やみに伺った際、生花に囲まれたなかに静かに静かに休まれていた枕元に「記念酒男の友情」の飲みかけの瓶とタバコの吸いかけの箱がありました。それを見た瞬間、今までの思い出が走馬灯のように浮かんできて、涙が止まりませんでした。
船村先生が旅立った後、塩谷町、そして栃木県でも「偲ぶ会」が催されました。私は県主催の際に「船村徹ふるさと会」の立場で「贈る言葉」を述べさせていただきましたが、日光連山をイメージした祭壇にあった笑顔の先生を思い出します。
その後にも塩谷町では「船村徹ふるさとの道」の命名、日光ニコニコ館では様々な展示が行われました。
私事では令和3年11月18日(木)に、「栃木県退職校長会」で講演を依頼され、ふるさとをこよなく愛した姿や文化勲章、県民栄誉賞などの功績などを話してきました。話しながら改めて先生の偉大さを痛感しました。
会では新型コロナの影響で集団での行動が規制される中、3役会で今後の行事等を検討しておりますので、ご了承ください。
先生の残した歌は鳥羽一郎さんを中心とする「船村徹5人組」の皆さんをはじめ多くの歌手が歌い継いでくれていますので、今後、会としても何らかの支援や応援をして行きたいと感じております。
現在はコロナも落ち着きつつありますので、近いうちにお集まりいただける日があると思います。その節は是非、忌憚のないご意見をいただきたいと思います。
故郷をこよなく愛し、時間の許す限りふるさとに心配りくださった「名誉町民船村徹さん」を忘れない。こうした考えをこれからも実践して参ります。ご理解ご協力の程、せつにお願いして、ご挨拶といたします。
この記事に対するお問合せは以下の通りです。
「湧水の郷しおや」(TEL:0287-41-6101)
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