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「夫婦二人三脚のアドベンチャー」沖縄のジャングルと岩山・嘉津宇岳に挑む
2026.05.01
皆さん、こんにちは!
山の日アンバサダーの高橋勇市(全盲)です。
2023年2月12日の沖縄県の登山レポートです。
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さん、こんにちは。
2023年2月12日、沖縄の名峰・嘉津宇岳(かつうだけ)へ、夫婦二人三脚でアタックしてきました。
まずは名護バスターミナルから歩くこと、なんと1時間30分。
準備運動にしては少々ハードな気もしますが、無事に嘉津宇岳登山口に到着しました。
入口でしっかり証拠写真をパチリと収め、いざ出陣です。

嘉津宇岳登山口
登山アプリのYAMAPで山行時間を検索してみると、「山頂までおよそ30分」との表示が。
「おっ、意外とサクッと登れそうだな。」と意気揚々と階段を上り、いざ亜熱帯のジャングルの中へ突入しました。
標高452mと聞くと、ご近所の穏やかな裏山のように感じるかもしれません。
しかし、一歩足を踏み入れればそこは荒々しい岩場の連続。

荒々しい岩場の連続
さらに、元気いっぱいの木の枝たちが「よく来たな!!」と言わんばかりに四方八方へ伸びており、完全に天然のトラップ状態。
何度も頭をゴツンとぶつけてしまいましたが、マイ・ヘルメットが鉄壁の防御で守ってくれました。
ヘルメット君、君を被ってきて本当に良かった。
目が見えない私にとって、最大の頼りは妻・嘉子の的確なガイドです。
彼女のナビゲーションを頼りに、手探りで岩肌の感触を確かめ、全身を使って岩をよじ登る。
それはもはやハイキングではなく、まさに「冒険」でした。

手探りで岩肌の感触を確かめ、全身を使って岩をよじ登る
そして、格闘すること登山口から約2時間。
YAMAPさん、私たちにとっては30分じゃなかったですよ(笑)
ついに、ついに山頂に到着しました。
あいにく山頂はガスに包まれて目の前は真っ白とのこと。
私は常に目の前は真っ黒ですが、吹き抜ける心地よい風、岩肌をがっちり掴んだ手のひらの感覚、
そして何より「二人で登り切った」という達成感は、どんな絶景にも勝る最高のご褒美です。

山頂はガスに包まれて目の前は真っ白
下山は更に挌闘の連続2時間かけてようやく登山口にたどり付きました。
無事に下山した後は、お待ちかねのおやつタイム。
私のお気に入りは、「甘納豆」と「干した小魚」です(笑)。
そう、知る人ぞ知る伝説の登山家 加藤文太郎スタイル。
気分は完全に「孤高の人」ならぬ「夫婦の人」です。
甘いとしょっぱいの無限ループが、疲れた体にじんわりと染み渡ります。
本来なら登山中にいただくおやつも下山までお預け、登山中はいただく余裕は全くありませんでした。

お気に入りのおやつは、「甘納豆」と「干した小魚」
目が見えなくても、信頼できる最高のガイドがいれば、自然の厳しさと美しさ、そして登山のワクワク感を存分に味わうことができます。
さて、次はどこの山へ冒険に行きましょうか。
もちろん、甘納豆と小魚をザックに忍ばせて。
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