山の日レポート
通信員レポート
みちのくボルダリングフェスティバル2024(雨天中止)
2024.11.05
当会理事むらかみみちこさん(ファーストアッセントジャパン理事長)からレポートがありました。
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11月2日(土)開催予定の「みちのくボルダリングフェスティバル2024」は雨天のため中止となりました。
残念ながらイベントは中止となりましたが、「ボルダリングパークやくらいWALL」では
スタッフや参加予定の方約20人が集まり、山の日協議会の広報活動を行いました。
1997年にはじまった東北で最も歴史あるボルダリングイベントの一つです。
宮城県 仙台山岳会が主催し、ボルダリングの課題設定は、あの室井登喜男氏、また2023植村直己冒険賞を受賞した大西良治氏が参加しています。
東北にまだボルダリングジムが数件しかなかった頃に始まったこのイベントは、なんと第一回目の外部参加者は0人!
しかしながら、ボルダリングの普及に伴い、多い年には200人以上の参加者を迎え、20年以上続いているボルダリングイベントです。
場所は、国営みちのく杜の湖畔公園の中となります。
南ゲートすぐにある文化と水のゾーンにある『時の広場』は、古代から現代までの時を63個の花崗岩のオブジェで表現しています。
みちのくボルダリングフェスティバルの時だけは、
この花崗岩のオブジェを使ったボルダリング(登攀)が許可され
屋外で自然の岩を登る一大ボルダリングエリアに変身するのです。
花崗岩のオブジェに9級から3段まで142課題設定されております。
会場となるみちのく杜の湖畔公園は、国が全国の12の地域に設けた営造物公園の一つで、
東北初の国営公園として誕生しました。
広大な敷地の中に様々なテーマごとに「文化と水のゾーン」、「健康と緑のゾーン」、「森と環境のゾーン」、「湖面・湖畔のゾーン」分かれており、その面積は647.4haにも及びます。
季節ごとの美しい花々が園内を彩っています。
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