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山の日レポート

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通信員レポート

東京を歩いて一周してみる!①

2024.04.04

全国山の日協議会

山の日応援団 國本朋子さんからの投稿です

東京を歩いて一周してみる! なんてすごいタイトルにしてしまいましたが、本当は普通の人がお休みの日に少しずつ歩きました。
な~んだそれなら簡単かな? コースはその日の天気や気分で決めるので、場所も向きもバラバラです。
東京都の外周は距離にして約360キロ~370キロ、1日に10キロずつ歩けば37日でクリア出来る計算です。
東京端っこ歩きの話を何回かに分けてお伝えしていきます。

「東京」の端っこって一体どうなっているの?

山でしょうか、川でしょうか。実際に歩いてみたので皆さんにご紹介していきます。

2024年4月現在、地図の青い線がすでに歩いたルートです。
東京での8月11日「山の日」全国大会までには残りをクリアしたい!

実際に歩いた軌跡(国土地理院の地図を加工して作成)

わかりやすいようにエリアごとに番号をつけました。
ルートは正確に都県境をたどってはいません。まあ大体で良いでしょう。
歩きやすい道を選んでいるので神奈川県・山梨県・埼玉県・千葉県にもお邪魔していますよ。

1 蒲田~多摩川丸子橋 『ゆったり河川敷歩き』
2 多摩川丸子橋~二子玉川~登戸 『二子玉川でランチもイイね』
3 登戸~稲田堤~新百合ヶ丘 『稲田堤あたりで多摩川とお別れ』
4 南町田~古淵 『南町田からは「境」川にそって』
5 古淵~橋本 『境川沿いの遊歩道は歩きやすい』
6 橋本~境川源流域 『境川の源流も探してみてね』
↓この辺から山っぽい
7 境川源流域~大垂水峠(南高尾山稜) 『本格的な登山道のはじまり』
8 大垂水峠~小仏城山~陣馬山(奥高尾縦走路) 『第①回の今回で紹介するルート』
9 陣馬山~三国峠 『三国峠って言うくらいだから・・・』
10 三国峠~三頭山(笹尾根) 『ながーい尾根』
11 三頭山~奥多摩湖 『ここには最強の急坂があるんです』
12、13 奥多摩湖~雲取山 雲取山~三つドッケ(長沢背稜) 『最難関!山の中で一泊しないと行けないよ』
14 三つドッケ~棒ノ折山 『裏ボス的存在』
15 棒ノ折山~小沢峠 『小沢峠で久しぶりの道路とご対面 』
16 小沢峠~七国山 『このあたりで雲取山から続く尾根道が終わります』
↓この辺から街かな
17 七国山~多摩湖 『公園の中をたくさん歩きます』
18 多摩湖~西武園~秋津 『山じゃないけど、自然が豊か』
19 秋津~新座~清瀬 『東京のツノのところ』
20 清瀬~ひばりヶ丘~成増 『住宅街なのでお行儀よくね』
21 成増~高島平~赤羽 『来ました荒川!』
22 赤羽~見沼代親水公園 『荒川にかかる大きい橋を歩いて渡る人はレア』
23 金町~篠崎 『矢切の渡しに乗ってみたい』
24 篠崎~浦安~新木場 『江戸川ウォークで東京湾まで』

初回は人気観光スポットでもある【高尾山】からのコースをご紹介したいと思います。
京王線高尾山口駅からケーブルカーやロープウェイを利用して山頂へ、高尾山山頂から更に奥へ1時間ほど山を歩くと【小仏城山】に到着します。
この【小仏城山】は東京都と神奈川県にまたがっていますので、いよいよここから東京端っこ歩きの開始です!

京王線高尾山口駅(写真提供NAOさん)

東京の端っこを歩く

【小仏城山】から【小仏峠】【景信山】を経て、【陣馬山】へと続く東京都と神奈川県の境の尾根道は「関東ふれあいの道」として整備されているので、要所にはトイレや茶屋もあり安心して歩けます。

小仏城山から東京方面を望む

日本の山岳地帯ではこうした尾根(両側が谷になっている高い部分)が県境になっている事が多く、東京都も例外ではありません。

道を挟んで右側が東京都、左側が神奈川県

晴れていれば右手に東京スカイツリー、左手に神奈川県の相模湖を望みながら、目指すのは馬のシンボルが目を引く【陣馬山】。

陣馬山山頂

1日目はここで終了、【陣馬山】から下山してバスで駅に向かいます。
このコースの距離:約16キロ

次回は東京都と山梨県の県境、笹尾根をご紹介します!
山の日応援団 國本朋子

***山の日応援団 國本朋子さんのご紹介***

東京にお住まいの國本朋子さんは、370kmにおよぶ東京都の境を、ご家族や友人と歩いてきました。
この「東京を歩いて一周する」ユニークな走破記録は、小学校高学年くらいの方が読んでくれることを意識して書いたそうです。
この記事を読んだ子供たちが、また独自のアイデアで自然をフィールドとして活動してくれることを願い、
そして今年の東京大会を盛上げる一環として6回のシリーズで紹介していきます。

先日、國本さんはお仲間に紹介されて「山の日」事務局を訪ねてくれました。
2016年に制定された祝日「山の日」、
そして長野県松本市上高地で開催された第1回「山の日」記念大会から知っていたそうで、
今年度から「山の日応援団」として、お仲間とともに運営活動を手伝ってもらえることになりました。

たくさんの方のサポートをいただき、国民の祝日「山の日」の意義を浸透する活動を広げていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

山の日応援団 國本朋子さん

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