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山の日レポート
通信員レポート
山の天気は難しい？蔵王樹氷訪問記 ※撮影日はR5年2月5日時点です
2024.02.27
天気予報とにらめっこ
今週一番の晴れ日のアドバイスをもらって
人生二度目の樹氷
下界は青空で、うん、よし！絶好と思ったけど
山の天気は難しい
朝はこんなに青空だったのに
朝9時前に着いたけどロープウェイに並ぶこと1時間半
10時頃来た人は4時間待ち？？？
もはや曜日関係なく人気のようなので、行ける方は可能な範囲で早め、または団体が減る午後遅めがいいかも
そして来週は里では気温2桁台？の情報もあるので時期的にもなる早かな
大勢の人が楽しみにして来てくれるのはありがたいこと
以前も思ったけど、チケットの購入方法や並び方、多言語での表示やアナウンス体制整えるともっと親切なのではないかしら
限られたスタッフさんで頑張っているのだろうけれども
人が多いのに皆さんわからず、右往左往して余計に混雑している感じ
ガォー、キャー！頑張ってモンスターに見立てる
偶然にも一昨日、樹氷形成の鍵を握るオオシラビソの立ち枯れの原因、キクイムシがなぜ蔵王の樹氷にだけついたのかという研究のお話を聞いたばかり
だいぶ前から深刻な問題となっていた立ち枯れだけど、ほんの2、3年前の写真を見るとその減りように改めて驚く
地球温暖化ももちろん関係あると思われるけれど、大きなサイクルで考えると今蔵王の森全体が更新されようとしているのではないかとのこと
知ろうとすると山の風景が違って見えると講師が仰っていた
今年の雪不足でほっそりスリムな樹氷
枯れている状態では葉がないため尚更雪がつきにくく、大きくなれないよね
苗木の移植や調査研究が懸命に続けられていることも、来てくれた人たちが知ったり、何ができるのか考えるきっかけになったらいいね
あまり埋まっていない山頂のお地蔵様
誰かの置き土産
風の吹く方からクルクルキャンディみたいな模様が出来ていた
モンスターというよりも前を向いて立っているお化けのよう
−10°以下の世界から、蔵王といえばのジンギスカン、温泉のゴールデンコース
かつてあったストリップ劇場の面影はなくなって寂しくもあるけれど、素敵カフェなどが増えた新・蔵王のそぞろ歩きも楽し
お肉焼き焼きと温泉らしい硫黄泉のにおいをお土産に纏うのも、下界とは違うキラキラ細かな雪と戯れるのも、また蔵王らしい楽しみ方だと思う
訪れてから数日後、とても残念なことに樹氷消滅のニュースが
また来年大きなモンスター達に出会えますように
下界は晴れているのに上でくっきり分かれている
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