山の日レポート
通信員レポート
【楢下】初めての「雪の提灯回廊」後編
2024.02.21
提灯を手に外に出れば
点々と続く家の提灯の灯り
そこはまるで映画のような世界
教えたいような教えたくないような
本当に夢かと思った
思い返すだけで何杯もご飯が食べられそうな時間が
こうやってたまにやって来てくれる
気になって上山の由来も調べてみる
→蔵王山の麓にあることから、古来から「山方」と呼ばれており、大きく分けて「上山方」と「下山方」があった
「下山方」は後に「山形」と呼ばれるようになり、「上山方」は「上山」と呼ばれるようになった
我ら山の民、山の子だったんだ
山があれば川ができ、人の住む場所ができる
楢下地区を歩くと、あぁ正にそうだよねと
楢下宿は、その名の通り江戸時代の宿場町で、東北の13藩が参勤交代の際に利用したのだそう
橋のたもとに立って見上げると山々がすぐ迫っていて、川に沿うように大きな宿や民家が並んでいる
昔の人たちはこの地に着くことを楽しみに厳しい道程を歩き
素朴な地元の味や温泉で心身の疲れを癒したのかもしれない
大きな宿場ではないけれど
山の途中から見えたかもしれない村の風景は旅人をどんな気持ちにさせたのだろうね
知らない世界がまだまだまだまだまだある
RELATED
関連記事など