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山の日コラム

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通信員コラム

八十里越フォーラム 2023 in ただみ

2023.10.22

山の日通信員
日本山岳会 越後支部
吉田 理一

八十里腰抜武士の越す峠

戊辰戦争で長岡藩家老河合継之助が担架に乗せられて会津に落ち延びた無念の峠である。
八十里峠は新潟県三条市と福島県只見町間31kmをつなぐ国道289号線である。
国道とは名ばかりで車が通行できない地図上の「点線国道」である。悲願の自動車道路が難工事の末、ようやく開通の見通しが出てきた。
日本有数の豪雪地帯のため工事は半年間しか出来ず、深い渓谷と山岳地帯を通るため橋梁・トンネルが多く必要でありここまで相当の年数と工事費がかかって来た。
特に最長のトンネルは地形上から三条市側からの一方向のみでの工事であったが数年前に貫通した。

司馬遼太郎の歴史小説「峠」で取り上げられて全国的に知られるようになった。
また一昨年、役所広司主演の映画「峠~最後のサムライ」が一般公開された。

只見公民館でのスケジュール

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