山の日レポート
通信員レポート「おきなわ」
嘉陽層の天仁屋の褶曲の観察会
2023.04.25
沖縄イチムシ会の行事として、国の天然記念物となっている名護市嘉陽層の褶曲(天仁屋の褶曲)なごしかようそうのしゅうきょく(てにやのしゅうきょく)の観察会をした。
大人4人子供4人で石ころと岩がゴロゴロ、ゴツゴツしている海岸を3時間ほど歩いた。
普段は水に濡れないように岩上を歩くが、滑ったらまずいので、今回は水の中を歩かせた。
お姉さんは滑ってジャボンした。これで濡れるのが吹っ切れたのでは。
岩が海にせり出ている所は大潮の干潮時にしか通れない。海岸にそそりたつ岩の崖と浜辺には地層が露出している。曲がりくねったり、断層で折れたりしていて、その景観には感動する。
海洋プレートが大陸プレートの下に潜っていくときに、海洋プレートの上にたまっている堆積物がそがれて地上にのしあがってこの景観ができる。
眠るための台座
人の顔が
沖縄本島の北部 屋我地島で、生き物好きな人たちが集まり、沖縄在来の昆虫や魚類など小さな生きものを飼育し、保護、繁殖を行い、無料の譲渡会などを開催し、生き物の魅力を伝えています。
小さな虫にも大切な命が宿っている。そんな思いが会の名前の由来といいます。
日頃から、生き物の飼育や自然に関する情報を交換し、虫たちと共生する。
子どもたちに虫と触れ合う機会をつくっています。ただ虫や幼虫を配布するのではなく、子どもたちに、飼育方法を伝えていくことも大切なことだと取りくんでいます。
RELATED
関連記事など