文・写真提供：沖縄県山岳・スポーツクライミング連盟　比嘉正之さん

海を背景にキノコ岩を登れば写真映えする。
肌に刺す日差しが痛いが岩陰は涼しい。
内地の冬場は厳しいけど、沖縄のボルダーは冬がベストシーズン。
岩量に比べてクライマー人口が少ないし、空いた岩場で出会った地元クライマーはフレンドリーでしょう（たぶん）。
沖縄島のボルダリングエリアを上げてみました。
一部しか紹介できませんが、渡名喜島、久米島、宮古、八重山諸島など、ほかにもたくさんあります！

具志頭ボルダー

全国的に知られた琉球石灰岩のキノコ岩が林立するビッグエリアはたくさんのサイトで取り上げられております。
On The Stone
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Google マップにあるポイントの「具志頭ボルダー」
駐車場は鎖で現在閉じられてますが少し奥に行った「ぐしちゃん浜」は駐車場やトイレが使えます。

浦添市港川ボルダー

都会でありながら自然豊かな浦添西海岸には、琉球石灰岩の大きなルーフボルダーがあります。
Google マップ「浦添北IC」で確認できる🄿には公衆トイレあり。
交差点の横断歩道を海側に渡り、護岸沿いに歩くとカメの姿のような岩塊「カーミージー」があります。
さらに里浜ビーチを横切り「西海岸道路」の橋の下をくぐると建物下側の砂浜に洞窟ボルダーがあります。
写真とトポFacebook

読谷ボルダー

読谷村残波岬に近い琉球石灰岩のエリア。
北側がアリビラで南側に熟女岩がありいずれもアプローチは干潮時に磯伝いとなります。
国体成年男子沖縄県代表のトウマさんがていねいに案内しているサイトは FULL CRIMP
Google マップ「カナイビーチ」にはアリビラボルダーが、「ナッコウリ浜」には熟女岩があります。
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東恩納崎

うるま市石川浄水場グラウンドには駐車場やトイレがあり、少し歩けば琉球石灰岩の巨大ルーフに取りつけます。
ホールドはガバが多く初級者も楽しめるでしょう。
Google マップでは「東恩納ビーチ」になります。
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宜野座ヒーピー浜

琉球石灰岩と軟質砂岩が混在する珍しいエリアです。
Google マップにある「ヒーピー浜」の北側（トポ参照）へは藪道か干潮歩きになりますが南側はアプローチがラクです。
写真とトポFacebook。

瀬底島

Google マップ「瀬底ビーチ」の入り口に有料駐車場（1日1000円）、トイレ、シャワー、パーラー、マリンアクティビティなどがあり、家族を伴う場合などには色々楽しめて好都合でしょう。
ハブクラゲ防止ネット外の遊泳は禁止。
先日帰り際、監視員さんに岩をつかむ格好をされて「これ（クライミング）ですか？」と私のこともちゃんと監視されていましたよ(笑)。
詳しい紹介Bouldering in Seseko Beach, Japan (mountainproject.com)　Facebook。

新川ボルダー

東村高江売店近く高江小学校傍から新川川方向へ下ります。
橋のたもとの農業用給水所が目印ですが駐車はご遠慮ください（坂を少々上がった高江展望台が駐車可）。
秘境探検の趣がある沢沿いの山道を南に下ります。
最後はススキで足元が見えにくくなるほど道が細くなりますが、河口で視界がパッと開けて嘉陽層（砂岩泥岩互層）の岩塊が転がるボルダーがあります。
下地変化が激しく、登りに来るつど課題を設定するような野性的エリアです。
Googleマップ - 全画面地図 (ultra-zone.net)　 新川(ameblo.jp)　 Facebook