山の日レポート
通信員レポート「おきなわ」
沖縄の小動物:ハロウエルアマガエルとオキナワアオガエル
2023.04.03
沖縄に在住(沖縄山岳会員)の座間味真さんよりレポートが届きました。
寝る前に飼育場を見回るのが日課で、その時はスマホを持ち歩く。夜に思わぬ生き物に会うことがよくあるから。今夜も屋我地島では初めて水槽でハロウエルアマガエルを目撃した。しかも3匹で2匹は交尾している。ギリー少し間をおいてギリーと鳴いているのはこいつだったのだ。
我が屋敷には多い順番からリュウキュウカジカガエル、ヒメアマガエル、シロアゴカエル、ヌマガエルが見られる。これらのカエルはざらにいて、メダカの水槽に卵を産むとおたまじゃくしに場所と餌を取られて、メダカが減ってしまう。だから、メダカの水槽の上には細かい網を置いて、水面を少し下げてある。
3月24日夕方に夜間観察会の下見にいった。
個人的に観察会を年数回アレンジしている。毎回子供達を含めて15名前後の参加者がある。昼間より夜間の観察会の方が遭遇が多い。
カエルやフクロウの声は頻繁に聞こえたけど、姿は見られなかった。
諦めて帰る途中カエルが道に飛んできた。これがなんとオキナワアオガエル。
最後が大谷とトラウトの対決ほどではないが、タイミングよすぎる。
口先はとがっているし、ハロウエルは体長4センチまでだが、これを軽くてこえている。軽くつつくと小便して飛んだ。
アオガエルは首里のうちなーぐち(沖縄語)でウーワータクと呼ばれ、小便が目に入ると失明すると言われている。カエルのつらに小便は悪さされてもへっちゃらと言う意味。だけどカエルがつらに小便はヤバいのだ。
山、沢歩き(沖縄山岳会員)。シュノーケル。沖縄イチムシ会員で主に沖縄ルーツの小動物(メダカ、クワガタなど)の飼育、繁殖を楽しみ、子供(かつての子供も)たちに配布してる。
RELATED
関連記事など