山の日レポート
通信員レポート
里の修験道~南魚沼地方
2023.02.27
雪国の風物を紹介し江戸時代にベストセラーとなった「北越雪譜」、著者鈴木牧之の遺徳を偲んで毎年2月第3土曜日に「雪譜まつり」が牧之記念館前の広場で開催されている。
数年前より行者が若返り、世代交代が進んでいるようである。
何かのおまじないの儀式と思われる。
数年前は実際に弓矢を放ったが、今年は弓を放つしぐさのみで安全のためと思われるが矢は見学者に手渡しで授けられた。
今も市民生活に溶け込んでいる修験道を研究している「宮家研究室」が
研究成果を発表している。
本山修験宗~天台宗の流れをくむ修験道の一派。
総本山は京都市左京区の「聖護院」
ドイツ人女性ローゼレッサ(京都大学 高橋健治夫人 )は40年かけて北越雪譜をドイツ語に翻訳した。
翻訳が完成してからドイツで出版するのにさらに10年かかった。
ローゼレッサはその後英訳版も完成させた。英語版は日本で出版したため新潟県立図書館・新潟大学図書館にも蔵書があるがドイツ語版はドイツ(スイスとの研究もある)で出版されたため日本国内には僅かな冊数しかないと思われる。
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