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アンバサダー

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応援メッセージ

山と書と和紙と、、、

2022.08.05

山の日アンバサダー
書家
今井香子

『山はふるさと』

私は、とにかく山が好きです。
書家であり書道講師ですが、私の作品のテーマの多くは『山』です。
これまでも相当数の、山で感じたことや、山の景色などを作品にしてきました。
吉井省一さんの作詞である『山はふるさと』も何度か書かせていただきました。
また、10年ほど和紙を扱う会社に勤めたことから『和紙』に書くことの楽しさを実感しています。

作品 山の日の歌『山はふるさと』

『槍ヶ岳肩の小屋脇テン場にて』

今日(2022年8月5日)から8月12日まで、上野の東京都美術館で開催の第61回現日書展に、『槍ヶ岳肩の小屋脇テン場にて』という作品を、土佐(高知県)の夢幻染和紙に書いて出品致しました。

小屋の窓
灯りが消えた
見上げれば
満点の


という、夜の槍ヶ岳の空の様子を言葉にした作品です。
本来、夢幻染和紙の素晴らしさだけで、私の書文字など不要なのですが、敢えて使わせていただきました。

2022年 第61回現日書展作品『槍ヶ岳肩の小屋脇テン場にて』 夢幻染和紙

『山の朝』

たまたま作品を整理していましたら、8年前の2014年に書いた、やはり槍ヶ岳の作品が出てきました。
これは、同じ年のインテリア書展に出品した『山の朝』という作品で、これは、土佐(高知県)の顔料染和紙に書いた作品です。

朝焼け
雲海
山影
光る
山小屋
山の


という、早朝の槍ヶ岳山頂で見た景色の作品です。
これも、この和紙を見た瞬間、これだ!と、一目惚れしたものです。

2014年 インテリア書展作品『山の朝』 顔料染和紙

山で見る景色の美しさや、偉大さなどは、私の書では表現しきれないと感じていますが、職人さんの手による無造作な染め具合の和紙を使うことにより、時に相乗効果を発揮し、思いもよらず気に入った作品を創ることが出来ます。
皆様に何かお伝えできるのか???分かりませんが、、、
今、私は、好きな山のことを自分の言葉で、好きな和紙に表現出来ることをとても幸せに感じています。
山好きの皆様にも何か感じていただければ、もっと幸せです。

山の日アンバサダー 今井香子

第61回現日書展開催

場所:東京都美術館(上野公園内)
会期:2022年8月5日(金)から8月12日まで(9:30〜17:30まで)

今井香子さんが、3点出品しています。
そのうちの1点『インターナショナルな人間になりたければナショナルを意識せよ』が、同人特別賞を受賞されました。
西嶋和紙山叶製紙さんの大画仙に書いた作品で、独文の恩師故五十嵐敏夫先生からいただいた言葉とのことです。
おめでとうございます。

2022年同人特別賞受賞作品『インターナショナルな人間になりたければナショナルを意識せよ』

山の日2022応援メッセージ

書家の今井香子さんからメッセージをいただきました。

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